【ビジネス報道】 新元号元年九月四日から六日の三日間に亘って神奈川・横浜にてコンピュータエンターテインメント協会(CESA、会長:早川英樹)は、日本最大のコンピュータ エンターテインメント開発者向けカンファレンス『コンピュータ・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス(CEDEC)を開始する。
開催決定に合わせて「CEDEC 二〇一九」セッション講演者の募集要項を決定した。募集期間は、平成三十一年二月一日から三月末日まで。
CEDECは、本年に二十回目という節目を迎えた。これまでのコンピュータ エンターテインメント開発環境変化に呼応して、開発に直接関わる技術に加え、新たなエンターテインメントを生み出す芸術性の喚起や斬新な発想をも触発する様々な分野からプロデュースやマーケティング等のビジネス分野に至るまで、多彩なセッションを実施してきた。
特に家庭用テレビゲーム機の進化やネットの拡充、SNSの発達、VR、ARの実用化、携帯電話からスマホの急速な普及とネットワークの発達等々はコンピュータ エンターテインメント開発技術とそれを支える要素技術の発達に大きな影響を与えてきた。
一昨年にはスマホをはじめとするモバイル端末の個人保有率が八割を超え、今後、「スマホの普及と利用時間増に伴い、スマホを起点としたネットによるサービス消費は一層増加する」とされている(出典;平成二十九年版「情報通信白書/総務省」) 。
こうした背景の下、来年に二十一回目を迎えるCEDECは、更なる変貌を遂げるであろうコンピュータ エンターテインメント開発を支える技術の発展を期した次の十年の始まりともいえる。昨年の受講者数が九千人と過去最大を記録した事は、コンピュータ エンターテインメント開発者が益々のスキルアップを求め、情報共有の促進を求める意欲の高まりを示すものとした。
以下の八形式による各セッション講演者を募集する。
- レギュラーセッション(60分);講演者が登壇し、講演する形式。
- ショートセッション(25分);レギュラーセッションより短い時間で講演する形式。
- パネルディスカッション(60分);あるテーマについて数人の討論者が討議を行う形式。
- ラウンドテーブル(60分);テーブルを囲んでモデレーターと参加者が、あるテーマについて全員で討論する。
- インタラクティブセッション;会場内に展示スペースを設け、発表内容の掲示及びデモンストレーションをする形式。
- ワークショップ;参加者の作業する環境を整えて実施する参加型学習の形式。
- チュートリアル;主に入門、初心者を対象に基礎的な部分から応用までを解説し、一通りの基本的な内容を学べる形式。
- CEDEC CHALLENGE;決められたテーマや制限内で作成された成果物に対して、レビューやコンテストを実施する形式。
対象技術分野は、次の部門に関連した技術やアイデア、ノウハウ等。
エンジニアリング、プロダクション、ビジュアル・アーツ、サウンド、ゲームデザイン、ビジネス&プロデュース、アカデミック・基盤技術、ほか
公募対象;コンピュータ エンターテインメントの開発・研究、及び関連する業務にかかわる全ての方
応募方法;CEDEC公式Web サイト
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