【社会報道】 新元号元年十月二十八日から十一月五日の九日間に亘ってユニジャパン(代表理事:迫本淳一)は、第三十二回『東京国際映画祭(TIFF二〇一九)』を開催する。主会場は六本木ヒルズとEXシアター六本木。昨年は一昨年のアニバーサリ イヤーの祝祭感をそのままに、更に新たな企画の導入等により、総入場者数は二十四万人に迫った。前年比で百十七%の伸びだ。Web媒体を筆頭に積極的な取材許可が奏功している。
作品のエントリは四月を予定。
日本映画の最高峰であり、アジア最大級でもある本映画祭は「アートとエンターテイメントの調和」がスローガン。ビジョンは「映画を観る喜びの共有」「映画人たちの交流の促進」「映画の未来の開拓」の三つ。若手の発掘も欠かさない。日本だけでなくアジアの映画人達にも開かれている点が特徴だ。大手配給が強い国内市場だけでは、インディペンデント系の映画人には厳しい時代。本映画祭でアジア各国の映画人と交流し、アジア市場の開拓と挑戦が可能である。
以下は、久松猛朗(甲午)フェスティバル・ディレクタのコメント。
昨年の第31回東京国際映画祭は、これまでのプログラムを維持しつつ、映画祭中盤のハイライトとなる「GALAスクリーニング」を新設し、「日本映画スプラッシュ」では監督賞を新設しました。
また、「TIFFプラス」の名称で他の業種とコラボするイベントを実施し、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場を新たな会場として加えるなど、動員で前年対比17%アップとなり、より多様で多彩で賑やかな映画祭となりました。
今年の東京国際映画祭も、誰もが参加したくなる映画祭を目指し、更に魅力的なプログラムで皆様をお迎えしたいと思います。皆様の変わらぬご支援ご協力を心よりお願い申し上げます
尚、映画コンテンツを取引する「TIFFCOM」は十月二十二日から二十四日。本映画祭の前に池袋サンシャインシティ等で実施する。
写真:昨年のオープニングセレモニ
撮影:岡本早百合
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