とある人生百年時代の年代別設計

【人生コラム】 今は人生百年時代。終身雇用制の時代とは異なり、定年も六十歳でない。政府は寿命百年を想定し、年金の受給年齢も段階的に引上げている。今の若手は七十五歳以上になってから年金を受給できるのだろう。


ならば人生設計(ライフ プランニング)は大きく変更する。最早、革命的な変更だ。六十歳を定年とする考え方では、老後に破産ないし貧困に陥る。六十歳以上も現役として働くことを前提に人生をk設計しなければならない。少なくとも場当たり的では、貧困になる確率は上がる。


十代。学びの時期だ。義務教育を経て、社会に出ても即戦力とならないような授業を受け、それとは別に即戦力となれるようにビジネス系の資格を取ったり、社会人のコネを増やす。


二十代。社会人デビューであり、まだ赤子レベル。ひたすら社会人の先輩たちから学校とは異なる社会のルールを学び、吸収する。ここで吸収を怠ると、三十代から大きな差がでる。自身が効率的に思える提案でも、だいたいが会社では通らずにとても無駄な作業を行う。

ポイントは結婚。早婚は避けたほうが良さそうだ。厚労省のデータによれば、二十代前半では離婚率が低いが、後半とまるまる三十代は離婚率が高い。特に女性は子どもがいて離婚をしてしまうと、貧困になる確率が五十㌫近くまで上がってきている。


三十代。自身のビジネス スタイルの方向性を決めるとき。スタイルを確立するのは四十代に回すとして、二十代で培ってきた学びと経験を色々な形にしてみる。良い意味で確定しないほうが、現代は良いだろう。何故ならば、現在は第四革命中で、AI・ロボの汎用化がスマホのように終わっていないからだ。

住宅購入は控える。ローン地獄に陥り、子育てや日々の食生活に陰りを落とす。何よりも、現在に住んでいる地域に「ずっと住むのか?」という疑問に答える確証は何もない。住宅ローンが返済できずに差し押さえされた率を調べると良い。


四十代。男女ともに一つ、挑戦するとき。打って出るとき。二十代と三十代でも挑戦を起こっても良いが、社会的に信用される四十代からが勝負。ここまでに創業できる預貯金をストックしておく必要がある。副業を本業クラスに引上げるとき。

人生のパートナはシナジを期待できると良い。ビジネスの相関が高いパートナが重要だ。まだ人生は半分以上ある。間違っても収入の低い、ないし費用が高いパートナを選んではいけない。


五十代。信用から信頼を構築し、数多の実績づくりに勤しむとき。目指すべきは三本の本業。全てを不労所得にする必要性はないが、三本の内、二本は不労所得にしたいもの。但し、全て本業クラスに。一気に社会的な横の拡がりを求め、各種ビジネス リソースを獲得する。


六十代。自身が育てた事業の後継者育成に本腰を入れる。三本の本業があれば、十年でも足らないぐらいだろう。今まで一緒にやってきた仲間を引上げるのか、新たに外部から呼び込むのか、冷徹な選択が求められる。

事業拡大の流れできたならば、一息つく世代ともいえる。ここで、しっかりと後継者を育てないと七十代以降も現役で続投しなければならなくなる。


七十代。副業の追加開始。これまで行ってきた事業が時代遅れになっている可能性があるので、後継者に任せつつ、自身は小さな副業を若者と共に起す。若者がポイントだ。例え小さなビジネスでも、若者のエッヂが効いていれば、その副業は未来の「金のなる木」に育つ。

ビジネス シーズに着眼する。そして、それは普通、理解ができないものと肝に銘じる。


八十代。本業自体の見直し。畳むビジネスもあれば、伸ばすビジネスもある。あくまでも裏方に徹し、観察する。そう、相談役のように。ここまでくれば、シニア的に余暇を愉しむ時間を有意義に使える。今までできなかったことに一つひとつ着手し、経験に経験を重ね、人としての深みを掘り下げていく。


九十代。シニア的余暇をビジネス、ないしNPO等で社会貢献に活かす。同世代とのコミュニティが人生に張りを出すだろう。今までの財をどれだけ社会、世界、地球に還元できるか。そこから出てくる新たな芽が育つのを愉しめるとき。

そして、人生を大いに俯瞰し、眺めに眺める。


人生の大まかな設計で、今日、今年に何をしたほうが良いかが見えてくる。


記事:羽田野正法






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