【芸能ニュース】 平成二十八年五月三日に東京・新宿にて、『第二十五回 日本映画プロフェッショナル大賞(日プロ大賞)』の授賞式が行われ、主演女優賞を受賞した多部未華子が授賞式に登壇した。同大賞は、高い評価を得ながらも、様々な理由から既成の映画賞では過小評価された作品や個人を中心に、映画製作者、監督、脚本家、評論家、配給・宣伝・興行関係者らで構成される選考委員の投票と実行委員会の判断で決定される。
多部は、映画「ピース オブ ケイク/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ」及び映画「深夜食堂/東映」での演技が評価され、主演女優賞を得た。授賞式では、サプライズで田口トモロヲ 監督からのお祝いのコメントが届き、プロデューサが代読した。
受賞おめでとうございます。ピースオブケイクチームのメンバーとして大変嬉しいです。演技に対する率直な姿勢、集中力、謙虚さ、そして男前なたたずまいは素敵でした。女優は一生もので多くの可能性があります。持ち前の正直さとしなやかさで、これからもご自身の道を極めていって下さい。
<多部の女優力を感じるコメント>
多部は主演女優賞の受賞について、「この度はこんな立派な賞を頂き、監督からの言葉を頂き、改めて背筋が伸びる思いです。この賞を胸に、これからも自分らしさを忘れず、沢山の作品に携わっていきたいです。本当にありがとうございました。」とコメント。
女優業に対する思いの変化を聞かれた多部は、「色々な役に出会って、学ぶこと、吸収すること、くじけそうになることもありますが、仕事に対する気持ち、現場にいる時の気持ちは変っていません。年齢や作品を重ねていくことで、これまでのイメージをくつがえすような様々な役を頂きますが、有難いことだと思っています。これからも台本を読んで率直に感じたことをカメラの前で表現し、期待して頂いている以上のものを本番でみせることが出来たらと思います。」と、演技への思いを語った。
日本に良い映画はまだまだある
他にも「プロフェッショナル大賞」として十作品が受賞した。その内、五位となった石井 隆が監督を務めた映画「GONIN サーガ/KADOKAWA、ポニーキャニオン」は特筆に値する。俳優陣は、東出昌大・桐谷健太・土屋アンナらが固め、バイオレンス・アクション映画「GONIN」の正統続編として評価が高かった。
尚、多部は映画「ピース オブ ケイク」で「第二十五回 日本映画批評家大賞」の主演女優賞も受賞。二十六日に東京藝術劇場で行われる授賞式にも登壇する予定だ。
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発売元:ハピネット/パルコ 販売元:ハピネット
© 2015 ジョージ朝倉/祥伝社 /「ピース オブ ケイク」製作委員会
画像提供:ハピネット(7552.T1)
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