結婚(婚姻)という負債

【社会考察】 少子化が止まらない。総務省が平成二十七年六月二十二日に公表した「人口推計」によれば、ゼロ歳児から十四歳児は十五万四千人も前年比で減少した。少子化対策として、結婚(婚姻)を考察する。結婚という概念が若年・青年・壮年層を邪魔している。


<結婚ではなく内縁未満のススメ>

 時代は、男女共に働くコトを要求している。富裕層でなくば、妻が専業主婦で安定するなぞ結婚後四十年間は厳しい。結婚するというコトは、「人生を法的に縛られる」という事実だ。日常生活を常に同じ異性・同性で過ごし、家計は一緒となれば、四十年もたない。シニア世代をみれば、分かる。終身雇用時代の安定路線だったシニアでも上手くいかない。だから内縁未満を推奨する。


① 価値観の拘束
② お金の問題(配偶者控除など)
③ 不貞行為(双方の不倫や風俗の禁止)
④ 養育
⑤ 相続の問題


ネタりか記事「結婚は人生の墓場!?既婚女性が語る「結婚なんてしなきゃよかった」と思う瞬間・5つ」には、シビアな現実が描かれている。それぞれを視てみよう。①は、結婚すれば何やら相手方を拘束したがる。まるで一緒の勝ちではないとイケないみたいだ(自由なし)。②は、お互いの収入と費用という現実的問題。人生はカネに左右される。どちらか一方が生産性が低ければ、その後の人生は決まる(相手のカネ次第)。③は、結婚するというコトは、他の人間との恋愛が禁止される。それは、損害賠償請求というカタチで多額の現金を支払う羽目になる(二度と他で性行為をしてはならい)。④は、子どもの関係であるが、一人っ子の為に取り合いに大抵なる。教育方針はどちらかが譲り、養育の為に働くコトに(形式的な親化)。⑤は、年老いて相手方が残した後処理を現金で始末する。その前に介護等がある(老後への備え)。



<独身以上、内縁未満>

 さて、結婚のメリットは何であろうか。結婚式?祝儀が堪える。一生懸命に貯蓄したお金をその瞬間で使い果たす。残るは想い出という名の写真と動画。そして指輪。話し相手がいる?お金で解決できそうだ。だって好き?何年もつだろうか。何の為に結婚をするのだろうか。四十年も付きそう理由は、大抵ない。なので、独身以上の内縁未満。


内縁関係はマズイ。法的に婚姻と見做されるコトがあるので注意。お互いがお互いの人生を歩み、気が合う際に共に食事をしたり時間を共有すれば良いのではないであろうか。とりあえずは稼がなくてはならない。必死に稼げば、自由が手に入る。法的に独身であれば、①から⑤の憂いは消える。



<具体策>

 この人生プランの実現は、少なくとも男子が富裕層ないし準・富裕層である点だ。日本は米国ではないので、ビジネス機会は男子が多い。イマ女子が富裕層でも養育を二十年考えると、そのビジネスの安定性に疑問符がつく。男子が高所得でも危うい。ビジネスオーナないし株主でないと厳しい。高所得者が雇われである場合や、ビジネスオーナでも現実世界(製造業等)の中小・零細企業であると、怪しい。弁護士でも高所得者が少ない時代だ。


子どもが欲しい男子は、富裕層を目指すべき。子どもを育てたい女子は、自身がまず高所得者になり、富裕層の男子を捕まえておくべき。

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