“考える”を考える

【教育・人生考察】 「人間は考える葦である/仏ブレーズ・パスカル(哲学者、実業家等)」


人はよく考えている。意識だろうが、無意識だろうが、人はよく考えている。


ただし、考えた成果を気にしている人は多いだろうか。



何らかの情報に触れ、人は考え始める(入力;インプット)。

考えた結果を何がしかのカタチにするか、考えを止める(出力;アウトプット)。

そして、その考えが如何なる成果(アウトカム)を生み出したかをチェックする。



考えるにあたって使用している資源は、人生の最高級品「時間」。

優れた者は「お金」を費やし、意識・無意識の考えに集中したり、使った脳内のディスク クリーンアップやデフラグを行う。脳内の領域をきれいにする。




考えの成果は三つある。

一年程度の短期・三年から五年の中期・十年以上の長期



現在のあなたは、幾十年もいろんな事を考えた超・長期の成果。



大方は、考えが間違っているのではなく、成果を未検証の為、勘違いをしてしまっている。

セブンイレブンを一件のコンビニから世界クラスにまで大膨張させた鈴木敏文は、「仮説と検証」を軸に何十年もブレなかった。考えは仮説であり、考えた結果と成果を検証する。短期・中期・長期で。



短期で成果を上げても、長期で成果がマイナスならば、どうしようか。



世の中のものはだいたい「トレードオフ(あちら立てれば、こちらが立たぬ)」の関係になる。短期の成果を求めれば、長期の成果を捨てる。両方はことわざ「二兎追うものは一兎も得ず」の通り、やめた方が良い事を先人が教えてくれている。


人生では短期の成果を捨てて、長期の成果を得た方が良い。


目先に振り回されない、という事だ。



長期は十年以上。今日の考えが成果を出したか、どうかは今から十年後に判明する。ポイントは正しいか、どうかではない。法律や常識でも正しいという基準は、十年で変わったりする。だから正しいか誤っているかは、気にしない。十年後のあなたが望んだ成果を上げているかが、重要だろう。



話しを戻すと、人はよく考えている。

だが、成果を気にしていない。これでは最高級品「時間」の無駄遣いではないだろうか。

あなたはいったい、毎日、何時間にわたって色々考えているだろうか。

その時間を月にしたら、年にしたら最高級品「時間」をどれだけ費やしているだろう。


お金と置き換えてみよう。

そんなに金を費やして、成果を気にしてないのは、もったいないのではないだろうか。

二十歳を過ぎれば、後は老いる。

だから二十歳を過ぎれば、未来のあなたに対して「今日が常に最も若い」。



いい加減、目先だけを考えるのはやめた方が良さそうだ。

十年後は死ななければ、必ず来る。もちろん、二十年後以上も。


お金の管理、資産の運用があるならば、『考えの管理・運用(マネイジメント&オペレーション)』もある。


お金や幸せは成果(アウトカム)なので、起点は考えだ。

あなたの「考え方」をまずは管理し、成果を検証して運用してみないか。


記事:羽田野正法



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