慄く、九割的中!ヤフーの『参院選』予測では公明が首都圏で一議席のみ

【ビジネス・政治ニュース】 平成二十八年六月三十日にヤフー(4689.T1)は、国政選挙において三回目となるビッグデータを元に各党の獲得議席数を予測し「ビッグデータが導き出した第24回参議院選挙の議席数予測(画像引用)」を公表した。「参院選二〇一三」「衆院選二〇一四」時には、予測一致率が九十六㌫となった代物だ。用いた統計手法は独自の「投影モデル」。今回は『参院選二〇一六』の第一回発表。公示日前の十八日間(六月四日から二十一日)のデータを用いた予測数値となる。


全四十八改選の比例区は、自民が四増の十六、公明が二増の八、民進は七減の十一、共産は四増の七、維新は四増の六、以上。次に選挙区合算だ。自民が七増の五十七、公明が二増の十一、民進は二十二減の二十四、共産は十三増の十六、維新は八増の十、その他が八減の三、以上。




<蓮舫、首位逃すのか>

 激戦の選挙区、首都圏を視てみると、東京は自民・中川雅治、民進・蓮舫、共産・山添拓維新・田中康夫自民・朝日健太郎公明・竹谷とし子の順となっている。前回、二位とWスコアをつけた蓮舫が二位に転落予想だ。

神奈川は、自民・三原じゅん子共産・浅賀由香、民進・金子洋一、維新・丹羽大の順。報道現在、三位争いをしている筈の公明と共産が、ままならぬ予測となっている。城田優の兄、丹羽大が入っている点も驚きだ。


埼玉は、自民・関口昌一、共産・伊藤岳 、民進・大野元裕の順。ここでも公明は落とす。

千葉は、自民・猪口邦子、共産・浅野史子、民進・小西洋之の順。千葉で公明は出してないが、首都圏で大敗だ。


最後に改憲勢力だ。全二百四十二議席中、自公で百四十四議席を獲得でき、維新とこころを合わせれば百六十二議席となる。三分の二に届く。自民は単独過半数を得れる予測だ。民進は独り負けで、共産、維新、自民の順で勝つ選挙となっている。しかし第二回も同社は予定。投開票日の週に発表が予定されている。


=解説=

 これは現場を取材するハイムとしても、信じられない予測結果だ。大会社というだけでなく、予測精度からみれば信憑性も高いだろう。残り一週間を残して、この発表は何よりも落選予定の候補者陣営に驚愕だ。慄きにおののくだろう。選挙は最後まで分からない。何故ならば、当日に投票する者が大多数だからだ。昨年の年金運用で五兆円の損が先日に確定したばかり。ニュース次第で、上下はあり得るだろう。


但し、第二回目の発表は最も侮れない。発表後の覆る確率は四㌫。落選予定の候補者は死ぬ物狂いで闘う一週間が始まる。全国各地で選挙区の政党と候補者を照らし合わせれば、驚く事がうけあいだ。野党の共産と維新が合わせて、二十一議席の増。与党の自民と公明が九議席の増。これは予測だ。熾烈な演説が予想される一週間となるだろう。

(了)


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