十三歳・十六歳・十八歳がSDGsをプレゼン『世界環境学生サミット』

【ビジネス・教育報道】 令和二年八月二十七日と二十八日の両日に国会及びオンラインにて世界環境サミット実行委員会(委員長:吉田啓作)と日本政経商工会は、第二回『世界環境サミット2020』を開催した。二十九日には同時開催となった『世界環境学生サミット』のグランプリが決定した。二十七名の学生がプレゼンした。


グランプリは、小林りこ(十八歳)の「スポーツ×障害×私たち=インクルージョン!?」。準グランプリには、丹野莉緒(同)の「質の高い教育ってなんだろう」。審査委員長特別賞には、佐藤夢奏(十三歳)の「未来を面白がり、自分と社会のために未来を創る一人となる」。実行委員長特別賞には、草本晏壽(十六歳)の「Fast fashion sucks!」が受賞した。


それぞれ十七あるSDGsの目標の内、一つをテーマに取上げてプレゼン。グランプリは十番「人や国の不平等をなくそう」、準グランプリと審査員特別賞は四番「質の高い教育をみんなに」、実行委員長特別賞は十二番「つくる責任 つかう責任」を選んだ。



<娘と母の社会活動コンビネーション>

 内、夢奏(丙戌)は現役中学生だが、小六で起業家。「まなそびてらこ」の取締役社長を務めている。小学生時代に「多様性の種から可能性の花を咲かせる」事をコンセプトに、代取の母・りさがバックアップ。報道現在で、母は「子育てマイスター協会」の代表理事及び「Happy Food」の代表を務める。「子ども×教育×人財×地域×食」を共創する。


七分間のオンライン プレゼンでは、「勉強は好きですか。」の問いから始めた。勉強をやらなきゃいけないという義務感・強制感がある場合には、勉強が嫌いと。「本来、勉強はやらされるから行う事ではなく、自分の為に当事者意識をもち、自分の為に学ぶ事なのではないかな。」と伝えた。SDGsも、やらされる事に変化してしまう点を懸念した。


無理やり押付けて学ぶ事を「持続可能(サステナブル)」にはならない、と十三歳が断言。同世代の子ども達が大人も交えて一緒にプロジェクトを行い、学ぶ場を提供している。


尚、九月二十六日には小学校高学年から中学生に向け、SDGsを切り口としたイベントを開催する。


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