走る祇園ら十五組、大阪よしもと漫才博覧会9

【芸能ニュース】 平成二十八年六月二十六日に東京・新宿にて『大阪よしもと漫才博覧会9 ~この中に絶対いる!~/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 』が開催された。出演者は、さや香、プリマ旦那、もりやすバンバンビガロ、学天即、笑い飯、Wヤング、ダブルアート、セルライトスパ、見取り図、ZAZY、ギャロップ、祇園、マルセイユ、尼神インター、コマンダンテの十五組。


七月二十四日に行われた『大阪よしもと漫才博覧会 プレミアム/よしもとクリエイティブ・エージェンシー』には、今回の出演者の内、祇園、マルセイユ、尼神インター、コマンダンテの四組が出演した(後日配信)。十回目を記念する会であった為、第八回(既報)に引き続き、第九回を先に報じる。


祇園は、二十年にデビュー。ボケの木崎(乙丑)・ツッコミの櫻井(甲子)がコントを繰り広げる。木崎の演じるナルシストなキャラは、登場するだけで笑いが起こる。ナルシスト木崎しか出来ないコント「木崎との生活を実現してあげる」というコントで、女子の理想を表現しつつ笑いを誘う。




<純愛ネタの尼神インタ>

 マルセイユは、二十五年に結成。ボケ・別府貴之(癸亥)、ツッコミ・津田康平(己巳)が子供の保育園の先生ネタで会場を盛り上げた。尼神インターは、十九年に結成、ボケ・誠子(戊辰)、ツッコミ・渚(甲子)という女性のコンビである。有名アニメタッチの一場面を思わせるような純愛ネタで、夢見る誠子をクールな渚がぶった斬る。誠子のトリップ感が面白い。コマンダンテは、二十年に結成。ボケ・安田邦祐(癸亥)、ツッコミ・石井輝明(甲子)のコンビ。現在よしもと漫才劇場を中心に活動中。リズム感の良いテンポで話の通じない父親ネタを観せた。


尚、次報『博覧会プレミアム』では、業界関係者に対して「この芸人使ってみたい。」と思ったらパネルを上げるオーディション的な要素も含んでいた。出演した芸人達の本気度に注目されたい。


『大阪よしもと漫才博覧会9 ~この中に絶対いる!~/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 』

撮影記者:岡本早百合

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