「反安倍政権を立てる」鳥越俊太郎、野党五党とタッグで熱弁


【社会ニュース】 平成二十八年七月二十二日に東京・有楽町駅前にて『都知事選二〇一六』に立候補したジャーナリスト・鳥越俊太郎(庚辰)が駅頭演説を行った。応援演説には民進党の枝野幸男(甲辰)幹事長、日本共産党中央委員会の志位和夫(甲午)委員長、生活の党と山本太郎と仲間たちの小沢一郎(壬午)共同代表、社会民主党の又市征治(甲申)幹事長、東京生活者ネットワークの西崎光子(甲午)共同代表の野党五党が駆け付け、たくさんの主権者に訴えかけた。



 鳥越は福岡生まれの七十六歳。毎日新聞記者、サンデー毎日編集長を経て、「ザ・スクープ」や「スーパーモーニング」等に出演し、十三年には日本記者クラブ賞を受賞した。“ジャーナリスト出身だから、できる都政がある”と、聞く耳を持つ点をアピールする鳥越は『「住んでよし」「働いてよし」「環境によし」「学んでよし」を実現する東京を!』をスローガンに掲げる。政策は六つ。  


  1. 都政への自覚と責任
  2. 夢のある東京五輪の成功へ
  3. 都民の不安を解消します
  4. 安全・安心なまちづくり
  5. 笑顔あふれる輝く東京へ
  6. 人権・平和・憲法を守る東京を




<父の死をきっかけに変わった>


 全方位を主権者に囲まれた鳥越は、「これだけ多くの人に支持、応援されている事を有り難く思う。私は小沢さんが東京地検に狙われた時も真実を見極めていた。その時から正義・事実・真実というもの出来ており、今度の都知事選も同じだ。」と他の立候補者とは違う、ジャーナリズムの観点からクリーンな政治を行っていくと訴えた。また父の生前の活動の話も盛り込み「昔は父の様になりたくないと思っていたが、父の死をきっかけに考え方が変わった。私にも弱者を助ける父の血が通っている、だからこそ、ここに立つべくして立っている。」と弱者目線から政治を行い、聞く耳を持つ点をアピールした。



都政についても「前々から発想を変えなければいけない、と思っていた。昔の考え方は古い、東京は日本の都市だけではなく、世界に誇るべき都市だ。その為にお金の使い方を必要な所に使って、東京から政治を変えていく。」と抽象的ではあるが、都民目線で住みやすい環境にしていくと話し、「反安倍政権を立てる!」と強気な発言をした。  



野党の党首級が揃ったのは初めてだった


 小沢代表は言論の自由の観点から「報道、言論の自由が弾圧されている中、ジャーナリストととして、自分の信念を曲げず主張してきた信念を持つ鳥越さんに敬意を称する。」と訴え、志位委員長は「この都知事選は都民の命、暮らしだけではなく日本の政治に関わる大事な選挙である。憲法も都政も一緒、この東京を憲法改約の震源地にしてはならない!」と熱弁。 また枝野幹事長は「都政が極端な方向に進もうとしている。普通は一回失敗したら一回休みするべきなものを、二回も続けている。」と前二人の知事と自公を真っ向から否定し、「有力候補とされている二人もまた自民党である、これは何としても回避しなければならない。」と主権者に訴えかけた。

尚、報道現在のTwフォロワ数は十六万。投開票日は三十一日。


『都知事選二〇一六』候補:鳥越 俊太郎(Torigoe Shuntaro.庚辰)/無所属


 記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合

© FPhime

0コメント

  • 1000 / 1000