新・高卒の説明会・面接・入社手続きを全オンライン化した山岡産輸

【ビジネス報道】 令和二年十月十六日に関東・東北・関西を中心に輸送事業を展開する山岡産輸(代取:加藤健一)は、企業説明会の開催から面接・入社手続きまでをオンラインで完結する『オンライン採用活動』を本格開始し、三年度高校新卒者の採用を強化する旨を公表した。

高校側が要望する場合、同社が高校向けに個別のオンライン企業説明会を開催する。


三年度の高校新卒者の求人数は、昨年の二十四.三㌫減(「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況(二年九月)/厚労省」)。コロナ禍で全国の高校では臨時休業期間があった。就職準備期間が短くなる事が懸念され、選考・内定開始期日が前年より一ヶ月後ろ倒しされ、同日以降となった。三年度の高校新卒者は、感染リスクを考慮しながら例年に増して効率的な就職活動を行う事が求められる為、同社は心身共に大きな負荷が掛かる事を予想している。


 同社は、オンライン採用活動を本格開始し、高校新卒者が安心して就職先選定を進める事ができる様に企業説明会から面接、入社手続きまでの採用フローをオンライン完結できる環境を整えた。高校新卒者の採用予定人数は十名。運転免許の未取得者も選考対象。


入社後は、全額会社負担で運転免許が取得できる「免許取得プログラム」がある。普通自動車の運転免許の取得が可能。社会人として必要な知識やマナーが取得できる「研修制度」も実施し、長期的な キャリア形成を支援する。同社では、今後も社会への安定した物流網の提供を目指し、採用強化と同時に運輸業界の労働環境の改善やドライバ育成を強化していく。


大学全入時代に入り、大学生の新卒者のクオリティが全体的に低下。変に頭でっかちになっている分、人材育成に基盤がしっかりしている企業は高校生の新卒者に熱い眼差しを送っている。伸び代は、転職確率(ロイヤリティ)も含めて前者より後者の方が令和時代にはあるだろう。


写真:山岡産輸㈱

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