スタバ代取・水口貴文が語るブランディングと今後の展開

【ビジネス ニュース】 平成二十八年八月二日、東京・銀座にて『日本一号店 二十周年記念 セレモニー/スターバックスジャパン』が開催された。早朝七時のオープンと同時に同社の水口貴文 代取が店頭に立ち、お客様一人ひとりに感謝の言葉を伝えながら握手をしていった。当日は雨にも関わらず、本セレモニーには二百名のスターバックスファンが訪れた。中には前日に関西から訪れたファンも居り、スターバックの人気度と水口代取の人柄の良さが伺えた。


囲み取材で水口代取は、二十周年を迎えた事に「支えてくださった皆様へ感謝の気持ちで一杯です。有難う御座います。」とコメント。これまでの二十年は積み重ねのお陰であると述べ、人と人・お客様・働いている者同士・コミュニティとの繋がり、一つ一つ重ねてきた二十年だったという。同社が大切にしてる事は、お客様に驚きと楽しさを提供できる事だ。初めて一号店がオープンした時に、“カップを持って外に出る”という日本にとって新しいスタイルの提案、新しい価値の提案をずっと積み重ねてきた結果、今に辿り着いた。これからも繋がりを大切にすると共に、新しい価値の提案を継続する姿勢を示した。



報道現在、一日に六十万人が来店するブランドに成長。お客様のご要望に一つずつ、応えていく事が同社の基本的な姿勢だ。日々、要望に対し前向きに実現している自負があるからこそ、ブランド規模が拡大した。 




<雨天早朝でも欲しくなるスタバブランド>

 早朝。雨にも関わらず、二百名のファンが来店し、水口代取の全身から感謝の念が溢れていた。「これからも、こうやって並んでくださったお客様のご期待に応えられる様に、一人ひとりの繋がり、お客様がまたスターバックスに来たいなと思って頂ける、スターバックスがこの街にあって良かったなと思って頂ける様な会社・ブランドにしていきたいと思っております。」と、同社の更なる成長を示した。


今後の経営展開では、基本の繋がりは全く変えずに、時代に合わせてデジタル活用や本年三月にオープンしたお酒が飲める「スターバックス イブニングス」の様にお店を多様化し、様々なユーザが楽しめるお店・商品の開発を進めていく。普及中のコンビニ コーヒーに対しては、前向きに他社との差別化を図っていく。同社のコーヒー ビジネスは、コーヒーその物だけでなく店舗の雰囲気や外部パートナの提供サービス等、併せて同社の商品。付加価値を高めていく事が大切だと述べた。


水口代取にとって一番大切にしている事は、「コーヒー業界自体を盛り上げていく事が大切だと思っている。コンビニコーヒーに関しては、いっしょにコーヒ業界を盛り上げていく仲間である。」と、同社のサービスへの業界愛が感じられた。尚、最寄りの松屋銀座では二十周年を記念したイベントスペースが設けられている。Twフォロワ数は百十一万。


日本1号店 20周年記念 セレモニー/スターバックスジャパン㈱』  

撮影記者:岡本

© FPhime

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