メガネをファッション アイテムの一つに定番化させた第三十三回『日本メガネベストドレッサー賞』

【ファッション報道】 令和二年十月二十七日に東京・ビッグサイトにてリード エグジビション ジャパン(代取:田中岳志)と福井県眼鏡協会(会長:谷口康彦)の両社は、「国際メガネ展二〇二〇」内で第三十三回『日本メガネ ベスト ドレッサー賞』の表彰式を行った。


本年の受賞者は、加藤勝信(乙未)内閣官房長官、「立大」客員教授でフリーアナウンサ・古舘伊知郎(甲午)、俳優・中井貴一(辛丑)、女優・吉田羊(甲寅)、俳優・滝藤賢一(丙辰)、モデル・藤田ニコル(戊寅)、モデル・生見愛瑠(壬午)等の計十一名。


同賞は昭和六十三年から毎年に過去一年を通じて「最も輝いていた人」、そして「メガネの最も似合う人」を各界から選考。本展の会期初日に表彰している。選考方法は、日本の眼鏡業界関係者、消費者からの投票結果にて選出している。


 冒頭にリードの石積忠夫 会長は「三十三年前に私が立ち上げました。メーカーと小売店の取引の場だけでなく、一般の人に眼鏡を普及したい。」という想いから本展を開催。どうしたら眼鏡を広められるか考え、「著名の方を呼んで、マスコミに報じて貰い、取上げて貰おう。当時、目が悪い人が仕方なく掛けるもの。もっとファッショナブルに掛けて欲しい。」と同賞を設立した。


「それから毎年、報じ続けて下さった結果、ファッション アイテムの一つになった。十代からシニアまで気軽に掛ける様になった。そこにメガネ ベスト ドレッサー賞が貢献できたなら嬉しい。」と、喜びと感謝を示した。


小さい頃からサングラスを掛けていたニコルは、「この様な素敵な場所に有難う御座います。サングラス掛ける時は、顔が小さく見えるので大きいサングラスを使ってます。二十二歳になったのでこれからは細いメガネも似合う様になりたい。」と、大人の女性を目指す。


特別賞SDGs部門を受賞した愛瑠は、「高校を卒業したのを機に、大人なメガネを付けたいなっと思っていたので、この賞を貰った事をきっかけに色々なメガネをして楽しみたいなと思います。いっぱい写真も撮りたいなと思っています。」とコメントした。


洋は「ファッション ツールの一部。メガネを掛ければぴたりとキまる。自分の個性も表現できるアイテム。『吉田さんが掛けてるから同じメガネ掛けてみようかしら」と思われる様な俳優活動を頑張っていこう。」と。


中井は「四十年近くこの仕事していると目が疲れやすい。普段からメガネで目を保護している。今回の表彰の様に人が集まる事は大事。もっとこういう場が広がればいいなと思っています。」とコロナ期でも表彰式を開催した両社へ感謝を示した。


撮影記事:岡本早百合

0コメント

  • 1000 / 1000