十一.二五から新人女性経営者向けセミナ『TOKYO女性経営者塾 経営基礎コース/東京都』

【ビジネス報道】 東京都(知事:小池百合子)は、令和二年十一月二十五日から三年二月二十五日までオンラインにてセミナ『TOKYO女性経営塾 by NEW経営基礎コース』を開講する。対象は就任から第三期目以降で、売上高一億円を目指す女性代取向け。個人事業主も含む。

応募締切りは十一月二十四日。


「女性経営者等の活躍促進事業」の一環で、女性経営者に必要な知識・ノウハウを提供する事を目的としたセミナ。自社が成長する為の経営知識やスキル等を自社の経営事例に当てはめながら学ぶ機会となる。


具体的には、事業計画の立て方や採用、企業法務等の経営に当たって必要な知識について自社の経営事例に当てはめる。実践的に学ぶ全十二回の講座。講師による講義、グループ ディスカスと質疑応答で構成。



<NECからCFを学べる>

 注目は第八回「キャッシュフロー(CF)経営を学ぶ」。日本電気(NEC、6701.T1)の女性グローバル ファイナンス本部長が教鞭を執る。財務三表の内、中小・零細企業に最も必要な知識は、このCFだ。現金が無ければ、何もできない。その現金を何に費やし、費やした現金は回収しているのか。これを「営業」「財務」「投資」の三分野でチェックする。

以下は本部長のセミナ説明。


新しい時代での経営には資金繰りが重要です。
では、何に注意して融資や投資を受けるのが良いのか。金融機関が企業を見る際、最も重視する点は何か。どのような準備が必要か。
キャッシュフロー経営に必要なポイント、継続的に金融機関と上手に付き合うための、事業計画や経営体制などを学びます


BS・PLや税務会計は第一回で学べる。その他のマーケティングや事業計画書、人事(HR)、法務、プレゼンも学べる。だが全ては“CF在りき”が経営だ。何故なら現金が不足すれば、黒字でも倒産する。今回の十二回の中で最も勉強に集中、不明点は徹底的に講師へ質問すべき点である。


女性は兎角、「営業」費用に関しては強いセンスがあるものの、「財務」「投資」に関しては疎い面がある。それは上場企業に女性経営者が少ない理由でもある。「財務」「投資」CFの知識が無いに等しい。この二つのCFを分からなくば、安定成長が厳しい。企業の安定の為にNECのグローバル ファイナンス本部業からCFを学べる機会だ。


尚、本セミナ全十二回のカリキュラム設定は、経営者として一気通貫的な知識を学べ、素晴らしい。


画像:別紙/東京都

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