金融庁が若者・若手に向けて「金融教育」動画を計十三本

【金融・人生報道】 金融庁(担当大臣:麻生太郎)は、令和二年十一月九日に十分動画『金融庁ちょっと教えてシリーズ』を計十三本を一挙に公開した。金融だけでなく、人生についても触れている。


同庁では、大学・高校等での金融リテラシに関する出張授業に取組んでいる。出張授業や各種セミナ等で金融に興味を抱いた国民が金融知識や資産形成について学べる様に学究・実務分野の有識者による十分動画を配信するもの。各分野の専門家が、各視点からお金との付き合い方や将来の為の資産形成につき、約十分で分かり易く解説している。



動画は以下の七類。

  1. 日本の経済成長と株式市場の関係、及び株式投資とは何なのか。分散投資や投資選定方法、将来の株式市場の見極め方、情報収集方法等について「京大」川北英隆 特任教授が投資初心者向けに(二本)
  2. 老後の為の資産形成、仕事を通じた社会貢献及びお金の使い方等の社会人としての人生を歩み始める若い世代に向けて、“しあわせ持ち”になる考え方をI-OWA・岡本和久 代取が(一本)
  3. 二十代に向け、今後の人生における金融知識として注意すべき事、及び意識しておく事等を「千葉商大」藤宏一 教授が(一本)
  4. 将来に亘って合理的な資産形成を行うには、また金融経済の適切な意思決定とは何かという点につき、「阪大」安田洋祐 准教授が行動経済学を基に(一本)
  5. 人生百年時代の金融経済教育とは何か、どうあるべきか。現代に則したものであり続けなければならないという課題の下に、金融経済教育の意義につき、「横浜国大」西村隆男 名誉教授が(一本)
  6. 投資において重要な「分散投資」「長期投資」の基本を歴史や諺を例に「イボットソン・アソシエイツ・ジャパン」山口勝業 取締役会長が(二本)
  7. 五月に収録した遠藤俊英 金融庁長官(当時)による「京大」特別講義(農林中金バリューインベストメンツ寄付講義「企業価値創造と評価」シリーズの一環)を(五本)



一部には「動画内資料」としてPDFも用意しており、理解を深める事ができる。税金を費やして同庁は鋭意制作。若者・若手は視聴し、学ばれ(リカレントされ)たい。基本的に動画のスピードは、官公庁系で遅いので、YTにて倍速されたい。今後、政府は金融教育を子どもも含めて推していく。基準はGDPからGNIへ。

尚、新・学習指導要領には「金融教育」が含まれている。


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