【ビジネス報道】 令和二年十一月十六日にVisionalグループのビジョナル・インキュベーション(代取:永田信)が運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」は、 譲受け企業とM&Aアドバイザを対象に『M&Aに関するアンケート』を公表した。
回答数は百七件。
実に八十三㌫が「二〇二一年にM&A市場は活性化する」と回答した。譲受け企業の七十六㌫が「コロナ禍においてM&Aはチャンスだと捉えている」と回答。八十七㌫がコロナ禍においても、M&Aを前向きに検討している事が判明した。同プラットフォームにおける八月から十月の三ヶ月間の成約数は、前年同期比で一.九倍となった。
「M&Aの検討状況における変化」についての理由は以下の通り。譲受け企業。複数回答。
- コロナ禍は経営に影響しているが、M&Aは必要である為(五十一㌫)
- コロナ禍は経営にそれほど影響していない為(三十一㌫)
- コロナ禍により、競合が少なく、譲渡価格が低下傾向であり、M&Aの好機である為(十六㌫)
- コロナ禍は経営に影響しており、M&Aの優先順位が下がっている為(十㌫)
- その他(一㌫)
「M&Aを検討する理由」は以下の通り。譲受け企業。最大三選択。
- 既存事業の拡大・強化(八十三㌫)
- 経営の多角化、リスク分散(四十六㌫)
- 新規事業の開始(四十一㌫)
- 収益向上のシナジ、クロスセル/データ連携等(二十九㌫)
- 優秀な人材の確保(二十五㌫)
- 拠点の拡大、国内展開・海外展開(十四㌫)
- その他(一㌫)
コロナ禍を受けて以前と比較し、どの様な「譲渡希望の理由」が増加しているかは以下の通り。M&Aアドバイザ。最大三選択
- 業績不振、先行き不安(五十七㌫)
- 資金の確保(四十三㌫)
- 後継者不在、代表者の引退(三十八㌫)
- 自社事業の選択と集中(三十三㌫)
- 大手企業傘下に入りたい(二十四㌫)
- 事業の成長(十九㌫)
画像:ビジョナル・インキュベーション㈱、文字装飾:FPhime
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