名古屋市が全国からスタートアップ募集開始、五社の解決策を|NAGOYA MOVEMENT

【ビジネス報道】 令和二年十一月二十四日に名古屋市(市長: 河村たかし)は、事業会社*スタートアップ マッチング・事業創出プログラム『NAGOYAムーブメント』におけるスタートアップ企業の募集を開始した。締切りは三年一月十五日。B2Gニュース。


対象は、名古屋地域の事業会社との共創を目指すスタートアップ企業。スタートアップ企業の地域は問わない。相互プレゼンテーション・面談の日程は、二年十二月十七日と三年一月十九日。


本プログラムでは、スタートアップ企業の成長を促す為、事業会社との共創を促進する。スタートアップ企業と事業会社とのマッチング(事業会社の募集テーマに沿ったプレゼン)、その後の事業開発のサポートを九月より実施している。


本プログラムには三段階あり、今回は二段階目。一段回目は、スタートアップとの共創を希望する事業会社が、スタートアップとのマッチング確度を上げる為の準備。五社が参加した。二段階目では、一段階目で参加した事業会社とスタートアップが、互いに目線を合わせてマッチング。三段階目では、マッチングが成立したプロジェクトにつき、継続して事業開発支援を行う。



以下がマッチング五社と各募集テーマ。

  1. イビデン;工業炉からの未利用廃熱エネルギを回収し、エネルギの必要シーンで利用する為のソリューション。製造工程で排出される廃プラをエネルギ資源化する事で、カーボンニュートラルを実現するテクノロジ。その他、エネルギ地産地消エコシステムを実現するソリューション
  2. 新日本法規出版;士業の業務の最適化と効率化 (弁護士をはじめとした士業の業務課題をテクノロジで解決する)、法務業務・法的確認業務の最適化と効率化(企業や職場が抱える業務課題をテクノロジで解決する)
  3. 東邦ガス;暮らしまわりのサービスを提供するウェブサイト「ASMITAS※」をお客様との共創型プラットフォームとする為のサービス開発・機能拡張(地元の産業・商業のお客様と個人の方々を結び付けた地域貢献に資するサービス、個人のお客様同士のコアなモノ・コトをシェアできる機能、個人のお客様から夢や悩みを収集・分析して新たなサービスを共創する機能・サービス)
  4. 東朋テクノロジー;工場内無線(ローカル5G,WiFi6,ZETA等、工場内の制御・監視に使用できる無線)、ロボットの予兆診断(多軸の精密減速機を解析できるセンサもしくはアルゴリズム)、AGV(無人搬送車)の自律走行(目印・軌道なしに固有の目的地までAGVを走行できるセンサもしくはアルゴリズム)
  5. 日本高熱工業社;DX技術を利用した工業炉の見える化サービス、鋳造外観検査の自動化

画像:名古屋市

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