令和三年『日本八世代』へのススメ

【人生論説】 一年の計は元旦にあり。


報道で各種現場を取材してきた肌感より、『日本八世代』の令和三年の指針を出す。



現在の日本には八世代ある。

  1. 焼け跡世代
  2. 団塊世代
  3. しらけ世代
  4. バブル世代
  5. 氷河期世代
  6. プレッシャ世代
  7. ゆとり世代
  8. 脱ゆとり世代


「焼け跡世代」は、政府のDX化に合わせて、自身達の人生観(仕事や家庭等)をWebに遺す。遺す際には読み手をターゲッティングし、読みやすい様に思考する。この世代は、今後の日本において重大な価値観を有している。それをオープンソース化する。


「団塊世代」は、デジタル ツール(スマホ・PC)を学ぶ。孫を甘やかしがちなので、孫はペットではない点を知る。祖父・祖母によって孫は立派な大人か、粗末な大人になってしまう事を知る。人の意見を聴いて実行する。一人よがりを止める。愛想の良さは天下逸品なので、それを若手へ伝授する。


「しらけ世代」は、まずやる気を出す。この世代はあらゆる世代から嫌われているので、その理由は自分自身の行動の結果と知る。未だに年功序列な精神なので、自身より若くとも優秀な人材がいる事を認め、敬意を払う。子どもの様に拗ねない。忍耐力や経験値は高いので、心さえ大人になれれば、コロナ期でも活躍できる場所は多い。但し、デジタル ツールは必須。外見から調える。


「バブル世代」は、打算を止める。しらけ世代に同じ年功序列の感覚があるので、実力主義に変える。はだかの大様になりやすいので注意。パワー自体は焼け跡世代に次ぐものがあるので、人的コミュニケーションにパワーを費やすと良い。特に氷河期世代とゆとり世代のバックアップ・フォローには目を見張る成果を発揮する。謙虚さが成功の鍵。


「氷河期世代」は、自惚れを止める。確かに不景気を乗切ったのは自身達であるが、それが全てではない。生産性は全世代の中ででズバ抜けているので、他を潤す事に能力を使う。上の世代を下の世代を繋ぐ世代と知る。今までは騙された事、軽んじられた事もあるが、令和時代は善のみが残る。時代は変わったので、善意を全開にして取り組めるかが鍵。


「プレッシャ世代」は、自分だけが強すぎるので、優しさを手に入れる。美人と一緒で周囲が評価するものと知る。機械的にこなすだけではなく、人間味を身に付ける。人は弱さを見せれる人を信じるもの。弱さは弱みとは異なる。特に上の世代の生産性向上に、この世代は欠かせない。年上に教える、という行為が非常に上手い世代でもある。


「ゆとり世代」は、前期と後期に分ける。前期は平成二(一九九〇)年まで、後期は三年(一九九一)年から。前期は自信という土台を固め始める。社会に出て十年。現実の厳しさを知った。うまくいかないのは当たり前。失敗を更に積み重ねて経験則を貯め、仕掛け始める時。一生を左右する時に入っている。

後期は急速に人脈を構築する。特に、過去に知り合った人と再び繋がる努力が必要。人間関係を見直し、三十代を乗切れる人脈を意識する。いい年令なので、自身より頭を下げる事を知る。何よりもアナログなコミュニケーションを磨く。


「脱ゆとり世代」は、コロナ禍でシニアの被害を大いに受けた。知っていた人生のイメージを一新するチャンスとも取れる。SNSで積極的に目上と繋がり、できれば会って、自身を売り込んだり、目上の力を知る。共に遊べる関係までいくと良い。実質的には出資者探しとなる。社会の仕組みを早めに分かっておけば、その後を優位に進める事ができる。これは、どの世代にもあった平等なチャンス。若さはその時だけのボーナス、と知る。


画像:FPhime

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