生中継のような高質映像『ウイニングイレブン二〇一七』九月発売

【ビジネス ニュース】 平成二十八年八月二十五日に東京・六本木にてコナミデジタルエンタテインメント(代取:早川 英樹)は、九月十五日に発売されるPS用のゲームソフト『ウイニング イレブン二〇一七』のメディア向け大会を行った。同社は、コナミHD(9766.T1)の完全子会社である。


最新作のウイイレは、“コントロールリアリティ”のコンセプトの下、ファーストタッチやパス等の操作感を大きく改良。偽九番やゲーゲンプレスといったチーム戦術「コンセプト アレンジ」の追加や「攻守レベル」の復活等、対人対戦の駆け引きがより楽しめる内容になっている。またFCバルセロナとのプレミアム パートナ契約締結により、選手やホームスタジアム「カンプ・ノウ」、クラブ応援歌の「イムノ」もの搭載された。




<記者らが熱くなった夜>


 更に前作との大きな違いは、多種多様な戦術方法と本物のサッカー中継を見ている様な綺麗なヴィジュアル。戦術面では個人の戦術だけでなく、チームとしての勝負という事にも拘り、コンセプト アレンジといった機能も追加された。ヴィジュアル面では、前作よりも選手の表情がリアルだ。リプレイ時の演出も、テレビでよく見る様なカメラワークや切り替え等を参考にし、拘りながら作った。


メディア向け大会にはTOKYO MXや週刊アスキー等の約二十媒体が集まり、ニコニコ動画等で活躍するゲーム実況者やインフルエンサ(影響力のある人)も多く参加した。記者はサッカーはおろか、ウイイレも初体験。初めは不慣れで操作方法も分からなかったが十分程すると、ある程度の操作が可能になり、シュートも決められる程になった。しかし驚いたのは映像の綺麗さで、本当にテレビで中継を見ている様な選手のアクションや表情に、思わず声を上げた。



注目の伝説選手

 メディアの中には昔からのファンも多く、マイナな選手やクラブチームを選択し、独自のチームで一喜一憂しながら楽しむ様子も見られた。接戦の中、優勝者にはサイン入りユニフォームや東京ゲームショウ会場での、「ウイイレ二〇一六」王者への挑戦権等が授与された。同作には素人にも十分楽しめる要素がある。然しサッカーやゲーム経験の少ない人間にも、もっと同作を楽しめる様に初歩からのガイドが欲しいとも感じた。


また、初めて挑戦する人は予めプレイした事のある人と、一緒にプレイするのがお勧めの様に思える。同ゲーム内では新たにレジェンド選手やクラシック ユニフォーム等も追加される点が発表され、その他にも新たな情報がこれから発売日に向けて発表される予定だ。


『ウイニングイレブン二〇一七 メディア大会/㈱コナミデジタルエンタテインメント』 


記者:原田眞吾×撮影:金剛正臣

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