玉木代表「世界一、子ども達の笑顔が輝いている国にする。」と若手・子ども重視を公党として明言|国民民主党・代表選

【政治報道】 国民民主党は、令和二年十二月十八日に臨時党大会を開き、『代表選』を行った。玉木雄一郎(己酉)衆議が再選した。今回の代表選では若者支援を玉木代表は前面に押し出した。昨年にYTにて玉木代表は「#若者免税プロジェクト」を発信している。今まではスポットが当たってなかったが、今回の代表選で毎日新聞と読売新聞が報じた。読売に至っては社説を立てる程だった。


八日の代表選に係る記者会見では、「私の最重要テーマは“人への投資”だ。特に二〇一〇(平成二十二)年以降に生まれたアルファ世代といわれる、これからの日本を形作っていく、何者にも染まってない可能性の塊の様な世代を徹底的に応援する。」と述べていた。


併せて、「次世代、子ども、若者にしっかりと重点をおいた政党である事を国民の皆様に知って頂く選挙にしたい。」と“コドモミクス”を主張する。「若い世代への投資こそが、日本の本当の成長力を上げ、経済回復にも繋がると訴えてきた。」と報道府の主張とも一致。


実際に玉木代表は、先の臨時会の最中に「子ども国債」や「孤独担当大臣(自殺対策)」等の具体策を提示していた。取材にて確認済み。



<子ども向け具体策>

 十八日の代表選・演説では「綱領の中に私達は一体、誰の為に働く政党なのか、これは明確に書いています。生活者、納税者、消費者、そして働く者の立場に立つ。」と強調。重ねて、「そこに欠けている視点がある事に気が付きました。それは将来、働く者になる人。将来、生活者になる、そういったこれから産まれてくる人。そして今、未成年でまだまだ小さい子ども達。そこに我々はもう一度、しっかりと光を当てる必要があるのではないか。」と将来世代軽視の政治に白羽の矢を立て、同党の大きな柱にすべきと論じた。

報道府も以前より警鐘を鳴らしていた。



玉木代表は「世界一、子ども達の笑顔が輝いている国にする。」と断じた。



保育園の全入化や待機児童ゼロ、三歳からの義務教育化、給付型 奨学金の大幅拡充、児童手当の所得制限撤廃、科学技術予算の拡充等へ挑戦する。同予算のメインは文科省。同予算が増える事で学生や修士・博士達にも恩恵がある。


「真面目に働く人達が報われる社会。中間層が幸せを実感できる様な新しい税体系や社会保障の体系を作り直さなければならないと思います。特に私が皆様に訴えたいのは、若い世代が本当に将来へ希望をもって働く事ができる様に、三十歳未満の若者については所得税・住民税を大幅に減税する。或いは免税する。」と中間層の生活向上を訴えた。



二十年間で子どもへ百兆円の投資

 若者減税・免税の財源は、金融所得課税の強化(分離課税の見直し)。読売は社説にて若者減税・免税の財源に触れてない、としていたが、玉木代表は十八日に財源について触れていた。中間層向上は自民・岸田文雄(丁酉)元・外務大臣も訴えている。見える範囲では、両名のみが中間層向上を訴えている(報道現在)。


“コドモミクス”では、今後二十年間で百兆円の投資を挙げた。これは国家予算の全額ではない。国家予算の中から計百兆円を子ども関連へ掛けたい。


経済対策は既報「四十八兆円案」に併せて、事業継続の為に最大十億円/社を無担保・無利子で速やかに融資したい。一定期間の雇用継続時には、返済免除。現行の緊急対策中である日本政策金融公庫等よりも大規模な融資で、返済免除も付く。



若手が決める次の『衆院選』は国の分水嶺に

 係る会見では「人創りなくして、国造りなし。」と手厚い財政支援について今後、公約を詰めていく意向を示した。


ヤフコメでは「真っ当な野党」「期待がもてる」等と非常に好意的な文言が連なった。一方、YTのコメントでは、「影の内閣(シャドー キャビネット)」が挙がった。総理大臣のカウンタ パートは野党第一党・党首だが、少なくとも十一の主任大臣のカウンタ パートが居り、国会論争した方が国民も選択し易いだろう。


来る『衆院選』は来秋までにある。若手を代弁する野党が弱いと、シニアの意見ばかりが通る。これは報道機関でも同じだが、強い野党が必要な事は、子ども向け施策を推したい自民・小泉進次郎(辛酉)環境大臣も数年前から訴えている。同党を野党第一党にしたいか、否かは政治志向のデータより若手次第。来年も若手で決まる。


記事:金剛正臣

画像:LIVE【代表選2020】国民民主党 臨時党大会/国民民主党

0コメント

  • 1000 / 1000