金融庁が期間二年でDX系職員を募集開始、条件は?

【金融報道】 令和三年二月三日まで金融庁(大臣:麻生太郎)は、DX推進ビジネス デザイナ・アーキテクト(課長補佐クラス)の職員を募集している。同庁のDXを推進する業務に従事する職員。募集人員は二名で、雇用期間は採用日から二年間程度を予定。勤務地は東京・霞ヶ関の同庁。


給与は、これまでの経験・保有資格等を考慮の上で「国家公務員の給与規定(任期付職員法又は一般職の職員の給与に関する法律)等」に基づき決定する。


採用形態は、一般職の任期付職員の採用及び「任期付職員法」に基づき、任期付の常勤の国家公務員としての採用。


業務内容は、各種業務のデジタル化を行い、同庁のDXを推進する領域に携わる。

  1. 金融DX推進に向けたシステムの企画
  2. システム開発の外部委託の為の調達要件の決定
  3. システム開発会社担当とのシステムの要件定義、金融機関等が使いやすいUI/UXの設計
  4. ベンダ マネジメント、プロジェクト マネジメント

=応募条件等=

 必須条件は三点。業務要件定義、システム要件定義、設計・テスト、プロジェクト管理経験(上流工程の経験)を通算しての経験が五年以上。プロジェクト マネージャとして十人月以上の複数案件の管理経験。


次の試験(旧試験区分を含む)の何れかに合格。「プロジェクト マネージャ試験」「システム アーキテクト試験」「ITストラテジスト試験」。


歓迎条件もある。

  • 行政手続に関係するサービスの開発等に従事した経験(行政手続を簡素化する民間ITサービス等を含む)
  • 金融機関向けシステム設計、開発の経験
  • ITコンサルティング企業、ITベンチャ企業においてプロダクト マネジメントに従事した経験
  • コンサルティング ファーム又はITコンサルティング会社での経験が三年以上
  • Slerでの経験が三年以上
  • 事業会社の情報システム部門での経験が三年以上
  • 「ネットワーク スペシャリスト試験」「DBスペシャリスト試験」「情報処理 安全確保 支援士試験(登録は不問)」「システム監査技術者試験」の何れかに合格
  • 「CISA(公認情報システム監査人)資格認定試験」「米・PMP」の資格保持者



勤務時間は、原則九時半から十八時十五分まで(昼休み一時間を含む)。必要に応じて超過勤務があり。「フレックス タイム制」の適応も可。また雇用期間につき、業務の必要性に応じて任期の更新もあり得る。勤務開始日は応相談。


 その他、同庁は「ITモニタリングスペシャリスト(課長補佐クラス)」と課長補佐クラスも同時に募集している。前者は金融機関のITガバナンスやシステム リスクのモニタリングに関する業務に従事する職員。後者は金融サービス仲介業者の監督等に従事する職員。


=問い合わせ先=

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)

金融庁総合政策局秘書課情報化統括室総括係(内線5375)


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