二回目となる『ミスターダンディアワード』ファイナリストが独自のダンディズムを語る

【社会ニュース】 平成二十八年十月六日に東京・神田にて、男子専科(代取:山崎伸治)は『第二回ミスター ダンディアワード二〇一六』を開催した。協賛はカインドウェア(代取:渡邊喜雄)。ファッション誌「男子専科」は、昭和二十五年に創刊された日本最古の男性ファッション誌。現在は雑誌の他、インターネットサイト「男子専科STYLE」をウェブ上で展開する。ファッションだけでなく、男としての生き様や中身に磨きを掛ける男性の為のファッション バイブルとなっている。


同アワードは「男子専科STYLE」で、人気のコーナーであるミスターダンディ図鑑の中で、街やパーティにいるダンディな男性を取材し、その中でグランプリを決める。今年で二回目の開催だ。前回はクレイジー・バンドの横山剣(庚子)等が受賞していた。今年のファイナリストは五名。FCAジャパンの広報部長を務める黒岩真治(庚戌)、俳優として海外で活躍する桧山あきひろ(庚戌)、人材派遣会社アヴェンティスタッフの代取を務める山本勉(甲午)、小橋川会計事務所の代表の小橋川淳一(乙巳)、ビジネス交流会を主催する藤本真也(癸卯)が選ばれ、グランプリには黒岩が輝いた。



<五名のダンディ観>

 常に加点主義で、何に対しても学ぶ姿勢を持つ事が、ダンディの秘訣ではないかと語るグランプリの黒岩。立ち姿もモデルの如く美しく「正しい美意識を持っていれば、姿勢も体も美しくなるのではないか。」と、照れながらも喜びを語った。また学ぶ事が趣味で、苦手なものにこそ趣味に、という黒岩は「今はライフワークバランスが大事という人も多いが、仕事とプライベートを分ける事なく統合し、自分の仕事を好きになる事も大切。」と自らの考えを語った。更に着こなし術については、「自分にとって、ラグジュアリとは無駄な物を持たない事。気に入った物を着続けて、良い物だけを見て駄目な物を持たない事。」と、ワードロープは意外と服が少ない事実も明かした。


桧山は男の美学は「足元から。」と話す。普段はスニーカも好きで、よく履いている。「服は安い物でも、足元でオン・オフを切り替える事がダンディの秘訣かと思う。」と語った。また山本は何故この場にいるのか、よく分からないと照れながらも「スーツを着ているからこそのお洒落の楽しみが、ダンディに繋がるのではないか。」とお洒落には心掛け、TPOに合わせて洋服選びをする。



ブラピ&アンジのワインも

 ショップを普段から愛用し足繁く通った結果、ファイナリストに選ばれた小橋川は、常に街での観察を行っている。「街で見かけたファッションを、見習いたいなという気持ちで年齢、性別、国籍問わず観察している。」と日々の努力を行う。藤本は「自分にあったサイズの物を選ぶ事が大事。清潔感や折り目、ほつれが無い事等も大事なのではないか。」と、ダンディの秘訣を明かした。


同会場では授賞式の他、レセプション パーティも行われ、ブラッド・ピット(癸卯)とアンジェリーナ・ジョリー(乙卯)のワイナリで作られた「ミラヴァル・ロゼ」等が提供され、同時に書道家の紫舟らによるチャリティーオークションも行われた。


『第二回ミスター ダンディアワード二〇一六/㈱男子専科』


記者:原田眞吾×撮影:金剛正臣

© FPhime 

0コメント

  • 1000 / 1000