【芸能ニュース】 平成二十八年九月二十一日に東京・信濃町にて、シンガーソングライタでプロデューサの泰葉(辛丑)が『秦葉の芸能活動再開記者会見/秦葉エンターテイメント』を行った。初代林家三平の娘・泰葉がメディアに姿を表すのは、およそ三年振り。歌手デビュー自体は昭和五十六年。デビュー曲の「♪フライデー・チャイナタウン/ポリドール・レコード(現ユニバーサルミュージック)」がヒットした。
芸能活動再開に伴い、泰葉は本年七月に「泰葉エンターテイメント」を設立し代取に就任した。事業内容は、闘病中に自身が作曲した六十曲もの楽曲のリリースと、若者への教育・育成だ。芸能界を一時、離れるきっかけとなった前夫との別れから十年の充電期間を経て、今回の事業に臨む姿勢を魅せた。
<躁うつ病を乗り越える>
会見では、シンガーソングライタの泰葉らしく歌を交えた。スタンドバイミー等の名曲を残したベン・E・キングの「♪I Will Be Loving You」と二十七年の東京都推奨映画「サクラ花‐桜花最後の特効‐」の主題歌である「♪桜舞う日は」の二曲を披露した。「鬱の時、声出てなかった。」と振り返った泰葉であったが、同会見で美しい歌声を披露。特に闘病後とは思えない程の力強いロングトーンが印象的だった。
十年前の出来事以来、「双極性障害(躁うつ病)」に罹り、闘病生活を経て復活した。「家族に支えられて、ここまで来れました。」と、家族への感謝の念と林家一族の絆の深さを伝えた。泰葉は「昨日、父の命日だったんです。父がした事をしたいんです。高度成長期に日本を元気にしてきた。私も弟達と協力してやっていきたい。」と意欲的な姿勢を示す。家族からの応援を背に受け、泰葉の新たな挑戦が始まった。
『秦葉の芸能活動再開記者会見/㈱秦葉エンターテイメント』
撮影記者:岡本早百合
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