【社会・美容ニュース】 世界各国や地域との友好・親善を目的に国際交流を推進する国際文化協会(会長:下村朱美)は、平成二十八年十月二十七日に東京・水道橋にて『第五十六回ミス・インターナショナル世界大会』を開催した。本年は六十九ヶ国・地域からそれぞれ選ばれた“美と平和の親善大使”が集結した。本大会の正式名称は『ミス・インターナショナル ビューティ・ペィジェント』。「ミス・ワールド」「ミス・ユニバース」と並ぶ世界三大ビューティー・ペィジェントの一つ。
民族衣装・水着・ドレス審査の結果、見事にグランプリを勝ち取ったのは比国代表のカイリー・バーゾサ。幼稚園の先生だ。比国のグランプリは本年で六回目。「信じられない。こんな経験をさせて頂いて感謝している。」と世界最上の美女に選ばれた事に驚き泣いた。ずっと、この舞台を夢見ていたバーソアは「先ずは日本、そしてフィリピンの家族や関係者に感謝を述べたい。」と心の美しさも披露。比国へのメッセージを求めると「(フィリピンの皆さん、)やったわ!このタイトルは私だけじゃなく、フィリピンの皆さんの為にある。現在フィリピンは色んな問題に接しているが、これを機に皆さんの力になれたらと思う。愛しているわ。」と話した。今後はチャリティ活動を日比で行い、メンタルヘルスの活動も行っていきたいと述べた。
<日本はベスト十五に>
日本・山形純菜は残念ながらグランプリを逃したが、ベスト十五に選ばれた。山形は終了後の囲み取材で「ほっと一安心しています。緊張すると思ったが、終始楽しめたので、ベストを尽くせた。」と話し、満足気な表情を見せた。喜びを岩手に伝えたいという山形は、これからについて「一社会人として社会に出て働いてみたい。また、この大会は女性の社会進出等も取り上げていたので、自分もその一人として活動していきたい。」とし、芸能界デビューはないとキッパリ。だが将来の夢はアナウンサ。「この大会をきっかけに英語をもっと勉強しようと思ったので、東京五輪の時には通訳を通さずインタビュ出来る様になりたい。」と付した。
本大会はグランプリの他、二位にオーストラリア、三位にはベストドレッサも同時受賞のインドネシア(写真)、四位にはミス・ナショナル コスチューム賞を同時受賞ののニカラグア、五位は米国がそれぞれ受賞した。また各国のミス達が互選する「ミス五大陸」には香港、オランダ、エクアドル、シエラレオネ、ハワイが選出された。「ミス・パーフェクトボデイ」はモルドバが選ばれた。フィナーレでは、彼女達の手書きによるウィングハートが飛び交い、♪「We Are The World」の大合唱が行われた。
『第五十六回ミス・インターナショナル世界大会/㈳国際文化協会』
記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合、原田眞吾
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