令和三年秋の『東京国際映画祭』は日比谷・銀座でリアル×onLine

【社会報道】 令和三年十月三十日から十一月八日まで日比谷・銀座地区にてユニジャパン(代表理事:迫本淳一)は、第三十四回『東京国際映画祭』を開催する。コロナ禍により従来の六本木より変更し、リアルとオンラインのハイブリッド型となる。


昨年から新たにスタートした「アジア交流ラウンジ(共催:国際交流基金)は、本年も是枝裕和(壬寅)監督の協力の下で日比谷にて開催を検討している。


プログラミングは再編する。部門の構成やコンペのあり方等の再検討を行いたい、四月よりディレクタは映画プロデューサ・市山尚三(癸卯)が就任する。市山は、黎明期の本映画祭でプログラミングを担当した。その後に「東京フィルメックス」を創設。諸外国とのネットワークも豊富に有す。今回より本映画祭のプログラミングに専念する。


 ジェンダ平等に向けた努力もする。映画祭の選考委員や作品の監督・キャスト・スタッフ等についての男女平等を推進している「Collectif 50/50」という国際的活動がある。応募作品の監督等の男女比の統計調査や選考委員の男女比の公表、映画祭の実行役員の男女比の公表等を明文化した同団体の誓約書へ三月に署名した。


この誓約書には既にカンヌ・べルリン・ヴェネチア等の世界の百五十六の映画祭が署名済。アジアの映画祭としては本映画祭が初めての署名となった。


第三十回からフェステイバル・デイレクタを務めてきた久松猛朗(甲午)は三月末をもって退任。引続き外交官・安藤裕康(甲申)チェアマンの下で業務運営は継続する。


画像:㈶ユニジャパン

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