PLUSサイズ市場の可視化とファッション化を推し進めるアズノゥアズとぶんか社

【ビジネス ニュース】 服飾・アズノゥアズ(代取:浅見英理)は、同社のPLUSサイズ向けの女性にファッション ブランド「AS KNOW AS olaca」を展開している。同ブランドは雑誌「la farfa/ぶんか社」との共同事業『PJP/ぽちゃティブ ジャパン プロジェクト』を平成二十八年九月より始動した。


本事業では、PLUSサイズ女子に対し「ありのままの自然体で楽しもう」というメッセージを発信しながら、国内PLUS市場の可視化とファッション化を図る。PJPは他社(主要百貨店や各Lサイズのブランド)も巻き込んでいく算段だ。




<二月にはパーティ>

 第一弾の企画として、世界基準のモデルを発掘する「PJPオーディション」を報道現在で開催中(応募は締め切っている)。芸能事務所に所属していない、二十歳以上の女性が対象となる。選考審査員には野呂佳代(癸亥)を起用し、最も“ぽちゃティブ(本事業の造語)”な女王を選ぶ。女王は雑誌「la farfa」とブランド「AS KNOW AS olaca」でのモデル活動が約束されている(一年間)。また女王の連載枠も用意。書類選考、一次オーディションを経て、来年二月に開催される最終オーディションのパーティの後に三月十八日発売予定の同雑誌「五月号」にてデビューする。


第二弾の企画では、商品開発の事業を行っている。読者より「あったら良いな」と思うPULSサイズの商品を、同雑誌の編集部と同ブランドのスタッフとの座談会形式で洗い出していく。初回のテーマは、「夢の憧れ春ワンピ」。今迄にある様で無かったPLUSサイズの春物ワンピースを開発する。来年三月十八日発売予定の同雑誌「五月号」で紹介予定で、同ブランドより販売される。


世界ではPLUSサイズのワンランク上の「Curvy」女子が流行する中、本事業の活動は新たなスターの誕生を予感させる。「Curvy」女子はPLUSサイズの女性がエクササイズし、美しさを追求した女性。世界のファッションショーのモデルとして活躍し始めている。本事業は日本の女性の“細い”に対するマインドコントロール的な思い込みを払しょくさせる、大きな機会となるだろう。


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