『日本MA-T工業会』設立、大規模イベント可のコロナ対策「マウス ウォッシュ」

【社会報道】 令和三年三月十八日に東京・赤坂にて各分野の大企業群『日本MA-T工業会(代表理事:川端克宜)』は設立記念式典を開催した。報道現在で五十四社が参画。百社を目指す。式典では「Cobit-19と唾液線」と「メタンからメタノールをつくり出す世界初の新技術」に関する講演が行われた。



MA-Tは「Matching Transformation System」の略。酸化制御技術の関連。新型コロナウィルス等の感染症対策を始め、エネルギやライフサイエンス、医療、創薬、素材開発等の広範な応用が期待されている製品や仕組み。認証マークもあり、製品に貼れる。


アース製薬(4985.T1)の代取でもある川端代表(辛亥)は「最初は除菌・消臭。それに止まらず、農業であったり、環境・食品・エネルギ。こういった幅広い分野での活動が大いに期待されます。」と社会の課題・問題解決へ寄与したい。




<コロナは口の病気>

 「阪大」大学院・歯学研究科の阪井丘芳(甲辰)教授による「Cobit-19と唾液線」の講演では、研究結果としてキシリトール入りのスプレ式「マウス ウォッシュ(MA-T含有)」を紹介した。一分でコロナを不活化させる。阪井教授は日本口腔学会の会長。「矢張り、学会をして人と人とが会ってですね、ちょっと馬鹿話しもしないとですね、コラボが生まれないんですね。」と対面を重視。


新型コロナを肺の病気ではなく、「実は口の病気なんですね。」と主張。コロナの受容体が唾液腺にもある点を突き止めた(世界初、論文発表済み)。会話等の口から移るという事だ。


シニアが重症化し易い仮説も伝えた。それは「誤嚥」。誤って嚥下して(飲み込んで)しまう事。若いとしっかり嚥下したり、唾を吐き出したりできる。しかし老いると気付かずに誤って嚥下し、気管を通って肺にコロナが入ってしまうという事(睡眠時等の不顕性誤嚥)。数々の実験より阪井教授は「恐らく間違いないと思います。」と断言した。


そこで肺や胃腸に落ちる前に、口の中で仕留める。MA-T含有のスプレや研究中のジェルで簡単にコロナを防ぐ。口腔を的確に洗浄する。他のウィルスや虫歯、歯周病にも有効。また美容効果についても触れた(シミ等が薄くなる可能性)。


このMA-Tをもって会議や大規模会場、五輪、医療現場へ貢献したい。


尚、阪井教授が会長を務める日本口腔科学会の「学術集会」は五月十二日から十四日の間に千里阪急ホテル及びオンラインにて開催する。 

「メタンからメタノールをつくり出す世界初の新技術」に関しては、後日に詳報。


記事:金剛正臣

画像:㈳日本MA-T工業会

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