吉沢さりぃ(K-cup)の処女作『グラドルのぶっちゃけ話』は芸能界の実用本

【芸能ニュース】 平成二十八年十一月十八日に東京・秋葉原にて、グラビアモデルでライタの吉沢さりぃ(乙丑)が処女作となる文庫本『グラビアアイドルのぶっちゃけ話/彩図社』の発売記念イベントを行った。会場は四十名程が集まり、購入者からの質問に答えていく形で進行した。吉沢は、やや緩く巻いた髪にベージュのVネックネット、と大人な女性の印象を与えるコーディネートで登場した。


同作は自叙伝的な要素を含んでおり、二度の引退をしてまでも戻ったG界での体験話しを纏めた。冒頭から枕営業の実態や業界人からのセクハラ要求、アダルト出演の交渉額、薬、グラドルとしての各報酬額、愛人契約、ジュニアアイドルが一般グラドルより稼げる現状、アイドル事務所の本音、ギャラ飲み等と多岐に亘る。特に収入の乏しいグラドルの内、八割がやっているというキャバクラや引き篭もりの話し、増加し続けるフリー(無所属)のメリット・デメリット等は実用本ともいえる内容だ。




<グラビアは認めてくれる場所だから戻った>

 イベントでは、著作権使用料(印税)が入ったら、家賃の支払いに回すと切実な回答をしたKカップ・吉沢。もしG界に入ってなかったら、成人向けビデオメーカーの広報をやりたかったと述べた。購入者の内、三割程度が女性で実直な吉沢のコメントに頷く場面も多々あった。Bustyのメリットとしては、G界に入れた事と一般の職業でも顔を覚えて貰い易い点を挙げた。彩図社は「肉声で語っている。悲劇な部分も明るいタッチで書いている。」と褒めた。今後は恋愛系のエッセイを書きたいそうで、今迄に交際があった特徴的な異性を書き連ねたい模様。


会場には友人でもあるグラビアモデルのJカップ・森山りこも訪れ、「裏表が無い人、壁が無いんだけど、人見知り。」と吉沢を評した。G界とI界で五十人近くの交友関係をもつ森山は、吉沢が至極好きで共にサワーを呑む仲だ。駅伝が好きな吉沢に出版による周囲の反応を聞くと、「ま、止めた方が良いよって言う人って、女の子に手を出している感じの人なんですよ。」と分析。大方は面白がっていると好評の様子だ。「容姿にコンプレックスがあるんです。でもグラビアだと可愛いって言ってもらえる。自分を認めてくれている事がある。グラビアをやっていて良かった。」と、引退してもG界に戻った理由を話し、本を出せた事を喜んだ。

尚、イベントの締めでは、浜崎あゆみ(戊午)のモノマネをした。報道現在のTwフォロワ数は五千。一部のブラックな業界関係者に一石を投じる一冊となった。


『グラビアアイドルのぶっちゃけ話/㈱彩図社』発売記念 トーク&サイン会

撮影記者:金剛正臣

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