蓮舫代表が次世代の為に走り始める、だが足元に問題も

【政治ニュース】 民進・蓮舫(丁未)代表は、地域交流をしながら次世代の為の政治課題を探るキャンペーン「FOR NEXT」の第一弾として山梨・韮崎を訪問した。「韮崎市子育て支援センターにらちび/子育て支援センターちびっこはうす」と「青少年育成プラザMiacis/河原部社」の二施設を視察。施設利用者の母親や子どもと触れあい、政治や留学に関して中高生と意見交換をした。訪問を通じて、蓮舫代表は交流拠点を作る事の意義を確認。


『FOR NEXT』すべては次世代のために、という新しい企画を立ち上げた。もともと民進党はチルドレンファースト、次の世代のことを考えた政策をつくってきたが、より明確なビジョンとして次の世代のために何をつくるか、何をすべきか、何を提案するか・・・ここを見ていると、人々が集う場所を一つ作ってあげると、そこにはつながりたい子どもたちが集まってきて、斜めにつながる関係を喜んでいる。ここには私たちがつくりたいと思う社会があった




<問われる民進の窓口応対>

 本キャンペーンは、同党所属の国会議員や自治体議員が連携し、イベント開催や各地域の女性やキーパーソンと交流・視察を行う。ネットワーク創りに取組みながら、課題を洗い出して同党の政策や活動に反映していく。対象は若者、子どもと母親、非正規を含む働く女性、子育て中の男女、学生等の次世代だ。同党は一日に、来る総選挙の公約に「経済政策の原案」を発表。人への投資がメインだ。公式HPでも直に更新されるだろう。現行のマニュフェスト(六月公開)の二番目には「チルドレン・ファースト子ども第一」を掲げている。重点政策の六点は以下の通り。


  1. 保育園・幼稚園で働く人の月給を五万円引き上げ
  2. 返済不要の給付型奨学金の創設
  3. 一人親家庭の子ども達を全力で応援
  4. 保育・医療等の自己負担を軽減
  5. 子どもの命を守り、育ちを支える
  6. 衆議院は二十歳、参議院は二十五歳から若者が立候補できる様に


全体として、同党は教育の無償化の実現を狙う。目指す所は、子どもが生まれた環境に左右されずに皆同じスタートラインに立てる社会の実現だ。無償化の対象は幼保から大学までの学費と義務教育上の給食費等と野心的。

働き手に関しての重点政策六点は以下の通り。


  1. 非正規・正規の賃金格差の解消
  2. 長時間労働を無くす為の立法
  3. 「誰もが時給千円以上」の実現
  4. 厚生年金加入者の増
  5. 中小企業の正規雇用支援
  6. 労働者派遣法の見直し


女性に関しての重点政策は以下の四点。


  1. 男女同一賃金
  2. 政治家を男女同数に
  3. 選択的夫婦別姓
  4. 性暴力被害者を守る支援センタを全国に



優れた政策には変わりない。中高年以上の民進への政権失敗イメージは払拭し難い。要はターゲットにきっちりとリーチができるか否か。民進の窓口は自民以上にイメージが悪。折角、民進へ関心を抱いて架電までいっても、些細な相談は民進の電話口であしらわれる。下手すれば、馬鹿にさえする印象を持たせる。電話応対が非常に悪いという意味だ。それはメールも同様に自民の窓口に劣る。

列挙した政策は優れてはいる。但し自民よりも彼等にリーチし、応対を良くしなければ、再度のチャンスは訪れないだろう。自党の教育を一番先に行うべきだ。


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