公明党『動画メッセージ』、最大限に人権を保障

【政治報道】 公明党・山口那津男(壬辰)代表は、令和三年五月三日にYTにて動画メッセージを公開した。国会(両院)における同党の割合は八.〇㌫。『国民投票法』や憲法・十三条「個人の尊重、幸福追求権、公共の福祉」、同・第二十五条「生存権」等について触れた。


 この日本国憲法は、戦後の日本の形、また進むべき方向を形作る大変重要な規範であります。この日本国憲法の中で謳われている「国民主権」「基本的人権の尊重」「恒久平和主義」、この三つの原理を公明党は高く評価し、今後もこの原理を守って参りたいと思っています。


併せて、この日本国憲法は大変優れたルール、規範でありますから、これからもその趣旨を尊重しながら、そしてこれまでの長い時間の中で新しく憲法の価値に相応しい内容が形成されてきたものがあれば、それを確認した上で憲法に加えていく「加憲」という考え方でこれかも進んで参りたいと思います。


その上で公明党の理念は、生命・生活・生存を最大限に尊重する人間主義の理念に貫かれております。これも憲法が目指す基本的な価値観と一致するものと私達は考えております。こうした理念が日本の政治を通じて隅々まで実現できる様に、これからも頑張って参りたいと思います。


ここ数年、憲法改正について様々な論議が為されて参りました。どこをどう改正すべきか、或いは否か、これを論ずる前に、いざ憲法を改正をする時に「どの様な手続きで国民投票を行うべきか」という『国民投票法』の議論が積み重ねられて参りました。この改正案は与党・野党が略合意ができた内容が盛られております。


新たな論点もありますけれども、与党・野党でこの合意の得られた部分については、なるべく早く、できれば今度の国会中に結論を出すという議論を煮詰めていくべきだと思います。これは国民投票をする場合に国民の皆様が投票し易い様に、その利便性を高める為の『公職選挙法』の改正に盛り込まれているものを『国民投票法』にも入れるという内容でありますので、大きな異論は無い筈であります。

是非とも早期成立を目指したいと思います。


時代時代に応じて何が憲法の要請であるか、という事を三つの原理、即ち「国民主権」「基本的人権の尊重」「恒久平和主義」、この原理に基づいて最大限に人権が保障される世の中を築いて参りたいと思います。公明党はこれからも生命・生活・生存を最大限に尊重する人間主義を貫いて参ります事を誓い申し上げまして、憲法記念日のお訴えとさせて頂きます。


画像:公明党

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