【芸能ニュース】 近年のG界では、変化するビジネス環境を背景に異変が起きている。通常、グラビアを主体とするアイドルやモデルは、芸能事務所に所属をし、マネージャの営業等を通じて仕事を獲る。だが事務所に所属しないフリーランスのグラビアのアイドル・モデルが増加中だ。理由は、零細事務所の報酬不払いや厳しい契約内容、営業力の乏しいマネージャ、セクハラを迫る事務所トップ等と大手事務所と一部を除き、健全ではないビジネス環境が続いている為だ。
内、グラドルでも起業する者も出てきた。元SKE及びSDN48の手束真知子(丙寅)は秋葉原「発掘!グラドル文化祭」を経営する。同店初のユニットは十月にシングルをリリース。三〇歳の手束は原田桜怜の名で元Jカップ グラドルとして活躍していた。SNSが発達し個別での集客が可能になった為、撮影会を本業とするグラビアアイドル・モデルが自身らでビジネスを行っている。
胸囲百㌢を誇る結城ちか(丁丑)も、その一人だ。
<アイドルのプロデュース業も>
結城は三月にCKCエンターテイメントの代取に就いた。若干、十九歳。グラビア活動は女子高生時代より行っており、報道現在も「十七代目ミニスカポリス」を務め、ライヴなどに勤しむ。平成二十八年十二月十日に東京・秋葉原にて五作目となったDVD『もっと貴方にちかづきたい/グレイトワークス』の発売記念イベントを行った。報道陣の前に登場した結城の衣装は独自性があった。銀メタリックなビキニの上にTバックを穿いた。水着トレンドの二枚重ねの場合、下にTバックを仕込むが結城は逆を選んだ。
同作は沖縄でのロケ。初めて自身でタイトルを付けた。この一年はライヴ活動に精力的で、結城のキャッチフレーズ“皆んなのハートに近づきたい”からSEXYを意識してタイトルに使った。「今回は今迄の中で一番、台詞が多いです。」と着目ポイントを挙げ、特に待ち合わせのシーンの台詞を勧めた。沖縄で唯一という観覧車シーンも推す。「観覧車の中で水着になるんです。上の半周しか撮影できないので、三周し苦労しました。」と店員に警戒されながら撮影に挑んだ。
夢はメジャーデビューしてNHK紅白に出場する事と大志を抱く。来年元旦には自身が属するミニスカポリスが、赤坂ブリッツにて対バン形式でライヴ皮切り。楽曲制作を事業ともする同社で結城はプロデュース業も行っており、四月にアイドルユニット「NEOMARY」を結成した。先月にはコンンピレーション アルバムもリリース。結城代取は「グラビアを出来る子が居ないので、グラビアを出来る子が欲しいです。」と人材を募っている。G界に吹く、独立風。その風の強さは渦中のグラビアアイドル・モデルにおいて、益々強くなっていくだろう。
尚、結城代取のTwフォロワ数は一万四千。
結城ちか『もっと貴方にちかづきたい/グレイトワークス』DVD発売記念イベント
記者:荒田雅×撮影:金剛正臣
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