社団『親育子育ラボ』設立、少子化の解決へ

【教育報道】 令和三年五月十九日に絵本等を製作するニコ・ワークス(代取:佐久間雅一)は、産学官民の多様なステークホルダと共に日本社会における出産・育児・教育環境の向上を実現し、その先にある巨大な社会リスク「少子化」の改善に貢献する事を目指す「親育子育ラボ」を関係各社と設立した旨を発表した。


同社団の前身は、同社が平成十九年以来で取組んできた出産・育児・教育環境向上を目指す「子育て応援プロジェクト」活動。主にイベントや情報メディアの運営を通して出産・育児・教育環境の向上に資する活動を行ってきた。


過去十年以上に及ぶ知見を通し、昨今で顕在化してきた少子化という社会リスクが、「子どもを持つ事の不安」「子育て世帯の幸福感の減少」「変化する教育環境へのサポートの欠如」にあると判断。課題意識を共有できる産学官民の各種団体と協力し、課題解決を行う為に本プロジェクトから同社団へ昇華した。



<子育て世代の価値観を知る>

 「親育子育」という造語は、現在の社会で不足している“親になる事の知識・理解・楽しみ方を学び、 子育てを通して子どもと共に成長する喜びを知る”という価値観を意味。子育ての不安を和らげ、 幸福感を高め、子どもの未来を共にサポートするという組織の目標を表現している。


同社団ではリサーチ、分析と啓蒙活動(情報・イベント・サービスの提供)の三つを活動の柱とし、パートナー企業・団体と協力して実施する。先ず、マーキットワン(代取:望月俊成)と協力する定期リサーチ「わたしの子育てリサーチ」と情報発信メディア「babyco」を展開する。


本リサーチでは、企業・官公庁による消費者・行政サービスユーザを想定した調査より、一歩踏み込んだ「子育ての世帯の価値観・幸福度」について実施。六月上旬の発表を予定。情報発信も同時期より。それ以外にも様々な企業・団体との協力により、同社団の目標を実現し、社会問題である少子化に対する課題解決策の一つとなる事をゴールにより多くの活動に取組む。


画像:㈱ニコ・ワークス

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