子どもの脳や障害は睡眠次第か、子ども用枕『ブレインボー キッズピロー』

【ビジネス報道】 令和三年六月十六日にオンラインにて睡眠医学に基づく健康経営サービスを提供するブレインスリープ(代取:西野精治、道端孝助)は、子ども用枕『ブレインボー キッズピロー』商品発表会を開催した。ゲストは三児の母・山田優(甲子)。

同日より予約開始。


この枕は、子どもの最高の睡眠を叶える寝具として就寝時の深部体温のコントロールを叶える。日本人の子どもは大人同様に世界一、睡眠時間が短いという報告があり、首位のニュージーランドと比べると一.五時間以上もの差がある。特に幼少期の睡眠は、脳の成長に多大な影響を与え、睡眠時間が短い子どもは、睡眠時間が長い子どもと比べ、脳(海馬)が小さい傾向があるという研究報告もある。


大人用の「ブレインスリープ ピロー」と同素材を使用した子ども用をリリースする。特徴は以下の三点。

  1. 背中・肩から放熱できる形;超通気メッシュ構造で快適に頭を冷やす
  2. 頸椎は支えながら、頭の部分はしっかり沈むグラデーション設計;成長過程の子どもの体型にフィット
  3. クリーン、そしてサスティナブル;ダニ・カビが発生しづらい素材でアレルギ対策にも


三次元編成体の糸をメッシュ構造にする事で通気性が高くなり、寝返りで生まれるポンピング(枕の呼吸)により、寝ながら熱や汗を排出する。枕の横に穴が開いており、「ひんやりジェル」を入れられる仕様にもなっている。枕の弾力がなくなってきたら、カバーを取って四十五度以上の湯をかけるだけでふっくら感を復活させる事も可能。



<子どもへ睡眠負債を負わせない、負債は完済>

 西野代取(乙未)は米「スタンフォード大」医学部精神科の教授。「睡眠負債」の提唱者。発表会では「睡眠と脳の関係性」について説明した。日本の子どもの睡眠時間は、総じて許容範囲の下限と言う。就寝時間と起床時間の乱れ(大人化)が影響している模様。悪い睡眠の子どもリスクを以下とした。


  • 注意欠陥・多動性障害(ADHD)
  • 生活習慣病
  • 不登校
  • 感染症
  • 学業・運動能力の低下
  • 若死


子どもは大人と異なり、睡眠が悪かった点(眠りが浅かった等)を主張しない点がポイント。今回の子ども用枕では、頭を冷やす事ができる。頭の温度が下がると、良質な睡眠へ誘う事ができると言う。頭の温度が下がらないと、睡眠の質が悪化し易いという訳だ。「子どもだけに早く寝なさい、早く寝なさいと言っても説得力が無いですね。」と親が一緒に早寝早起きをし、子どもの脳を成長させる事を推奨した。


画像:㈱ブレインスリープ

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