仮想・宮下公園オープン、今後は現実連動の企業イベントも

【社会報道】 大日本印刷株式会社(7912.T1)は、令和三年七月七日に渋谷未来デザイン(代表理事:小泉秀樹)と渋谷区立「宮下公園」の指定管理者の宮下公園パートナーズ(構成団体:三井不動産、西武造園)と共に宮下公園を仮想空間上に高精細に表現した『渋谷区立宮下公園 Powered by パラレルサイト』をオープンした。


渋谷区(区長:長谷部健)も後援し、公共空間の高度利用に向けた取組みの一つとして実証事業を開始する。オープン時には、「ブラウザ版」で現実には一同に集まる事がない世界の著名絵画を展示したアート展『「YOU’RE THE WORLD」―山本奈衣瑠の絵画解説しちゃうぞ―』を開催。十月末まで。


ヘッドマウント ディスプレイ等を装着して、より高精細な環境を楽しめるソーシャルVRプラットフォーム「VRチャット」空間も同日オープン。こちらでは、年中桜が楽しめる空間の中で夜空に花火を打ち上げたりする事ができる。公園内に実際に存在する設備やコートで行う「スケートボード」や「ボルダリング」も仮想空間にて体験できる。


 また現実と仮想の宮下公園を連動させて公共空間の高度な利用を行う。アート展では現実公園内のポスタのQRコードを読込むと、仮想空間にアクセスできる。今後も現実と仮想が連動した体験価値を企画、検証して新しいコミュニケーション創出へ繋げたい。


以上の様な仮想空間の機能を活用し、人々が新しい体験や文化を発信できる空間を目指す。地域の魅力発信やクリエイタの作品発表、生活者の自己表現、交流、企業のメッセージ発信の為のイベント等と様々な取組みを時間や場所に関係なく、同時多発的に並行展開できる。


画像:大日本印刷㈱、㈳渋谷未来デザイン、宮下公園パートナーズ

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