【ビジネス報道】 令和三年十一月十日にオンライン開催される比最大のイノベイベント『IGNITE 二〇二一 CYBER』にて日本貿易振興機構(JETRO、理事長:佐々木伸彦)は、「Jスタートアップ特別タイム」を設けて日本企業へピッチ機会を提供する。
対象はJスタートアップ選定企業と日系中堅・中小企業の計十社。九日から十一日の三日間に亘って開催される本イベントでは、VCや大手財閥・企業のオープンイノベ担当者等が多数参加する。近隣のASEAN諸国や比に拠点を有する多国籍企業からも参加がある。同イベントに参加すると比国内でのPRだけでなく、アジア・世界市場への第一歩とも成り得る。
主催は電通X、TechshakeとBrainspaks。
同機構は、ピッチ当日に向けた事前のワークショップや英語ピッチトレーニングを実施。比をきっかけとしたアジア展開の第一歩をサポートする。アジア展開を検討しているDX関連スタートアップ企業を七月三十日まで募っている。無料。
比のデジタル技術は、発展途上段階。比政府は、イノベーティブな技術を持つ企業やスタートアップ、研究開発を行う企業に対して一定期間の法人所得税の免税等を行う等と各種のインセンティブ付与・資金提供スキームを設置。
また、海外のイノベ企業誘致にも力を入れ、各種の優遇措置を行っている。比の大手企業・財閥は、自社ビジネスの拡充の為にスタートアップへの投資や協業を開始している。AI・IoT分野で先進的技術を有する日系スタートアップにとっては、ビジネス機会が大きい市場と同機構は踏んでいる。
画像:(独)日本貿易振興機構
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