日本人留学生の就活ニーズを知る|ビズリーチ調査

【ビジネス報道】 令和三年七月十五日にのビジョナル(4194.TM)の完全子会社・ビズリーチ(代取:多田洋祐)は、海外の四年制大学や大学院で学ぶ日本人留学生を対象とした就活に関する意識調査を発表した。


六月の調査。有効回答数は百四件。大学の所在地は米が五割、欧州は二割、アジアは一割で、一割未満が加・豪・その他。


海外正規留学生の中でキャリア選択に関する情報収集が「十分」と回答した学生は一割未満。九割以上が「日系企業での就職を視野」と回答。理由として「海外で学んだ事を日本に活かす事ができる為」が六割強と首位。海外正規留学生が日系企業のキャリアに関する情報収集の機会を必要としていると同社は判断する。


同社は要因分析を行った。以下の二点等。

  1. 海外大学の学期と日本の就職活動の時期とでスケジュールが異なり、学業との両立が難しい
  2. 日本での就職について相談できる社会人が少ない


同社は海外正規留学生へキャリア情報の収集機会を提供する為、昨年「ビズリーチ・キャンパス for 海外大生」を開始。本サービスでは、大一から日本で活躍する社会人にオンラインでOB・OG訪問を行ったり、キャリアセミナに参加したりする事ができる。


サービス開始から一年が経過し、対象地域以外の学生からも利用についての問合わせを得る等と情報収集ニーズの高さを実感。今後も、海外正規留学生が幅広い業種や職種の社会人から話を聞ける機会を提供できる様に取組んでいく。


画像:㈱ビズリーチ

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