『きらぼし銀行(東京都民・八千代・新銀行東京)』へ向け、東京TYFGが創業支援を強化

【ビジネス ニュース】 東京TYフィナンシャル グループ(7173.T1)は、平成二十九年二月より三行(東京都民銀行・八千代銀行・新銀行東京)の協働体制として『創業支援グループ』を立ち上げ、創業者及び起業家に対する支援体制を強化する。同社は直近一年間で株価を千円(三十三㌫)ほど上げた。


これまで三行は個別に創業者及び起業家に対し、支援を実施してきた。立ち上げた『創業支援グループ』では東京圏の広範なニーズに対応する為、事業計画の策定や融資に併せて、ワンストップ・ハンズオン支援の提供、外部創業支援ネットワークの構築とリソースの有効活用の強化を図る。そして創業支援のノウハウ一元化を本グループは行う。

また来年五月に三行を経営統合し、新商号を「きらぼし銀行」とする。東京TYフィナンシャル グループは「東京きらぼしフィナンシャル グループ」に変わる。




<サイバーエージェントやインキュベーション施設と連携、知財も>

 同社は東京都(知事:小池百合子)と唯一、包括連携協定を提携した金融機関だ。この強みを活かし、「TOKYO創業ステーション/東京都中小企業振興公社」内に融資相談ブースの設置、「インキュベーションHUB推進プロジェクト/東京都」への参画している。昨年にはサイバーエージェント・CF(代取:中山亮太郎)と「Makuake」での業務連携し、さがみはら創業創造センター(代取:橋元雅敏)と町田新産業創業センター(代取:山田則人)等のインキュベーション施設とも連携している。都・公社との連携融資商品「創業サポートローン」も取扱う。


更に三行は「知的財産評価融資制度(知財のチカラ)」の取組みを強化し、順次、融資を実行している。この融資のスキームは、権利会社が三行に相談し、三行が「東京都中小企業振興公社」に見込み先として薦め、公社が三行へ正式紹介し、三行が「知的財産評価機関」へ知財の金銭的評価ニーズのあるクライアントを紹介し、評価機関が権利会社へ知財評価書類を提供し、権利会社が三行へ借入の申込みをし、三行が審査の後に権利会社へ貸出を実行し、公社が権利会社へ知財部門の強化を行うもの。


0コメント

  • 1000 / 1000