学生・若手社員へAdobeが調査、就活生・社会人に必要な「創造性スキル」

【ビジネス・教育報道】 令和三年八月四日にイラレ等のアドビ(代取:神谷知信)は、調査『就職活動・若手社会人に必要なクリエイティブスキル』の結果を発表した。対象は、就活中又は就活を終えたばかりの学生百人、及び一般企業に入社して三年目までの若手社会人三百人の計四百人。


副題は「学校で学びたかったスキルとは」。本調査は、若手社会人が実務で求められる「デジタル リテラシ」と「創造性」について実態把握を調査するもの。併せて、社会において「創造的 問題解決能力」が如何程に重視されているかについても調査した。


創造的 問題解決とは創造性に富んだ革新的な方法で問題や課題に取組む手法。平成三十年より同社は以下の六スキルを調査している。

  1. 課題発見能力
  2. 課題解決方法の発想力・着想力
  3. 情報分析能力
  4. デジタル リテラシ(ITスキル)
  5. 創造性(クリエイティビティ)
  6. プレゼンスキル


学生・若手社会人の七割以上は、五が社会で活躍する為に重要であり、且つキャリアの強みになると回答。就活や仕事で重要度が上がるスキルは一、二と三が上位。


実務では職種に依らず三人に一人が五が必要と回答。技術職のみならず、営業や事務、士業(税理士・弁護士等)の職種においても一定数で五のニーズが明るみになった。五は、学生時代に授業や研究等で活用しながら身に付けるのが望ましい、とした。学生・若手共に学生時代が五を身に付けるチャンスと捉えている。


学生・若手が社会で必要と思われる四には、a「基本的なオフィスソフト」、b「アプリ・Web制作」、c「イラスト制作・加工」、d「印刷物制作」等が挙がった。営業・技術開発・事務・仕業の全てでaが断トツ。営業・事務はcとdを重視。技術開発はbとc、士業はdに重きでbと「動画編集」に数字が集まった。


以上は若者が学校教育へ求めるもの。


画像:アドビ㈱

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