【ビジネス報道】 令和三年九月二日に採用活動をサポートするリソースクリエイション(代取:髙田桂太郎)は、『コロナ禍におけるSNS就活につ いての実態調査』と「コロナ禍におけるSNSに関しての採用活動の実態調査」を公表した。前者は同四年卒の就職活動中の学生二百一人、後者は企業の人事九十七人に向けて実施した。
以下が学生調査のサマリ。
- 就活生の九割が、選考を検討している企業のインスタがあれば見る
- 就活生の七割が、興味のある企業があればインスタ(その他SNS)で社名を検索する
- 就活生の五割が、気になる企業のインスタを見つけた場合、それを見て選考をどうするか決める
以下が企業調査のサマリ。
- 人事の七割が、採用に関してインスタを使用するべきだと感じている
- 企業の七割が、インスタを運用していない
アカウントを運用しない理由
調査背景となったのは、コロナ禍。就活スタイルはオフラインからオンラインへと切り替った。インターンや説明会、面接等に参加する際に短時間・効率的に就活を進める事ができる。学生の応募する企業の間口が広がった一方、殆どの企業の会社説明会がオンラインの為、就活生は会社の雰囲気が掴めず、内定の承諾先を決めきれない事例が少なくない。
本調査より、職場の雰囲気や仕事内容は就職・転職するに当たって重要なポイントになる為、SNSを通して就活サイトだけでは分からない情報を得ようとする傾向が見られた。
以下は、企業が「アカウントを運用していない理由」。
- 採用担当者が少なく、人員を割けない
- 投稿内容の創り込みが難しい
- 運用に割ける人がいない
- 自社のアカウントを管轄する部署がない
- アカウントを作成したとしても、継続できる人員がいない
同社は採用のコンサル企業として、クライアント企業の採用活動のサポートを行っている。昨今、インスタの運用代行の依頼が急増し、「エアリク」というクライアント企業のアカウントの運用代行を始めた。学生と企業のインスタに関するギャップを埋める為に、サポートしている。
画像:㈱リソースクリエイション
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