『キリン ライザップ プロテイン ボトル』で三十・四十代男性のシェイプ アップを狙う

【ビジネス報道】 キリン ビバレッジ(代取:掘口英樹)とRIZAP(代取:瀬戸健)は、平成二十九年三月十四日に東京・大手町にて新商品発表会を行った。新商品は両社共同で開発した低糖質・プロテイン飲料『キリン ライザップ プロテイン ボトル』。二十八日から全国で発売する。


三十代の男性が軽い運動(筋トレ)を行う時に必要な蛋白質量は八万二千㍉。平均的に摂取している蛋白質量は七万六千八百㍉。その差は毎日五千㍉が不足している事になる。ここに着目し、『キリン ライザップ プロテイン ボトル』の一本にプロテイン五千㍉配合し、糖分を九.五に抑えた。そして飲みやすいピーチ ヨーグルト風味に仕上げた。

単位は全てグラム。



<プロテインの価値は健康と美容>

 ターゲットは、自身の身体への改善意識をもつ三十代から四十代の男性。且つ、ジム通いや運動を始めてない男性と定めた。両社が手を組む背景には、プロテイン市場の拡大がある。昨年予測値は三百六十六億円。前年の二百七十五億円に対し百三十三㌫の伸びをみせる(インテージ調べ)。市場拡大の理由には「健康に過ごしたい」「体力の衰えを感じた」「老化を防ぎたい」の順で並び、次いで「身体を鍛えたい」となった(KBC調べ)。健康・美容の為にプロテインを摂取する者が増えている模様。


発表会ではプロテイン摂取に伴い、簡単な運動のレクチャも行われた。ウォームアップが目的の「トゥタッチ プログレッション」と筋肉の引き締めを目的とする「スプリット スクワット」だ。腰から下の下半身には全体の筋肉の六十から七十㌫がある。その為、下半身を鍛えると太り難くなり、骨盤のゆがみや姿勢の改善に繋がる。鍛える部位は下半身の中で最も大きい筋肉の臀部と大腿だ。オフィスでも出来るトレーニングとして紹介をした。


QAでRIZAPの統括トレーナは『キリン ライザップ プロテイン ボトル』を会員向けにも推す。但し、初期の会員には糖質が少し多いと述べた。推奨の飲料タイミングは間食時。エネルギが不足する為に効果的という。また他のプロテイン製品との大きな違いを“糖質量”と断言。他のプロテイン製品は筋肉増強の為に糖質を入れているが、『キリン ライザップ プロテイン ボトル』はシェイプ アップを意識している為に糖質を控えた。


両社はユーザの健康・運動意識の喚起を促し、CSVを向上させる。尚、年間の販売数を四十万箱とプロテイン市場で首位を獲りにいく。


『キリンビバレッジ×RIZAP 新商品発表会』

記事:荒田雅×撮影:金剛正臣

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