都がPR冊子「女性が輝く東京」、パンフ「ユニークベニュー」、トヨタと小型船で提携

【社会・ビジネス報道】 小池百合子(壬辰)都知事は平成二十九年三月三十一日の定例会見で、都が新しく作った「東京都女性活躍推進計画」のPR冊子「女性が輝く東京 誰もが自分らしく暮らせる社会を築くために」、都のPRパンフレット「ユニーク ベニュー」とトヨタ自動車(7203.T1)と協定を締結した旨を伝えた。


冊子「女性が輝く東京 誰もが自分らしく暮らせる社会を築くために」は、都が女性をバックアップする為に仕事面や生活面、DVへの支援内容をデータと表・図を用い、紹介している。行政の冊子としてはレベルが高く、読み易い。見易い。色使いやレイアウトに評価を高くできる。配布先は区市町村や経済団体等。女性都民は、この冊子を自宅に保存しておいた方が良いだろう。



 「ユニーク ベニュー(Unique Venue)」は、特別な会場の意味。都が推す会場(施設)を国内外に向けて発信する為にパンプレットを二類「都立施設版」「民間等施設版」を作った。共に日本語表記と英語表記が一冊に掲載している。前者は八施設を紹介。庭園に「浜離宮恩賜庭園」「清澄庭園」、美術館・博物館に「都庭園美術館」「都美術館」「都写真美術館」「江戸東京たてもの園」、水族館に「葛西臨海水族園」、都庁舎に「都庁四十五階展望室」を挙げた。


後者は十四施設。美術館に「すみだ北斎美術館」「上野の森美術館」、神社仏閣に「乃木神社」「池上本願寺」、屋外空間に「福徳の森」「東京スカイツリータイウンⓇ」「六本木ヒルズアリーナ・毛利庭園」「虎ノ門ヒルズ オーバル広場」「アーク・カラヤン広場」、テーマパークに「マダム・タッソー東京」「キッザニア東京」「よみうりランド」、その他に「3×3 LabFuture」「寺田倉庫」を挙げた。こちらも行政のパンフレットとしては、先鋭的でお洒落だ。

一万部作成した同パンフを外資企業や大使館に配布していく。



 トヨタとの協定は、日本初となるハイブリッド小型船の実証実験を共同で行うもの。既に市販されている小型船に、船舶用として電動モーターとディーゼル エンジンを動力とする「パラレル ハイブリッド システム」を搭載。来年七月までに建造予定。停泊中に充電でき、電動航行が可能だ。都は五輪終了後まで同小型船を業務用に運航し、そのデータ等を利活用する。


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