十一.三に京都が“子育て世代獲得”に向けて経済界とサミット開催

【教育報道】 京都府(知事:西脇隆俊)は、令和三年十一月三日に京都・北山「府立京都学」にて『きょうと子育て環境日本一サミット』を開催する。都道府県内の経済界・各種団体・行政等が共同で賛同する事例は全国初。「子育て環境日本一」に取組む決意を宣言した「共同声明」等を発信予定。


少子化社会では、既に自治体間による子育て・若者世代の獲得合戦が始まっている。


六月に同府では、子どもや子育て世代を社会全体で温かく見守り支えあうオール京都の推進体制を目指す「京都府子育て環境日本一推進会議」を立上げ。令和元年に「京都府子育て環境日本一推進戦略」を策定していた。


 メインセレモニにおいて、本会議に参画する各界の代表者が集まり、子育て世代が子育てをし易い風土づくりを目指して「WEラブ赤ちゃんプロジェクト/エキサイト」への賛同を発表し、プロジェクトの啓発活動を始動させる。他にも子育てに優しい職場環境づくりに先進的に取組む企業等の表彰式や子育てを応援する企業・団体・府民・行政等の様々な取組みを発信する。


当日は家事・育児に役立つ商品・サービス等の体験ができる「子育て応援・見本市」や小島よしおによるライブ、絵本専門士による「絵本読み聞かせイベント」、子育て関連団体・企業や専門家による「必見!子育てセミナ」、親子で楽しむ子育てヨガレッスン、キッチンカー等と家族で楽しめるイベントを用意する。


「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」は、公共の場で泣き始めた赤ちゃんを懸命に泣き止ませ様と焦るママの姿をきっかけに始まった。周囲が「焦らなくても大丈夫。」「泣いても気にしませんよ。」という受容の気持ちをステッカ等で可視化。周囲が母親・父親を優しく見守り、子育てに温かな風土をつくる。発起人はエッセイスト・紫原明子。一昨年にTOBで上場廃止となったエキサイト(代取:西條晋一)が運営する母親向けサイト「ウーマンエキサイト」がプロデュースしている。


画像:京都府

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