映画『東京喰種』の特報が公開、急上昇ランク入り

【芸能報道】 累計二千二百万冊の発行部数を誇る、福岡出身の漫画家・石田スイの人気コミック「東京喰種 トーキョーグール/集英社」。原作からアニメ化、舞台化、ゲーム化を経て実写映画化し、本作の映像が平成二十九年四月十三日に松竹公式YTにて初解禁となった。


「人間は誰も知らない、喰種の世界をー」という冒頭テロップから、恐るべき存在として捉えられている喰種の<真実の世界>へと一気に誘い込まれる。


人間と喰種、後に二つの世界を知る唯一の存在となる金木研(かねき・けん/カネキ/窪田正孝)は、行く末を象徴する不安気で複雑な表情を見せ、喫茶店「あんていく」でアルバイトしている女子高生のトーカ(清水富美加)、正義感溢れる亜門(あもん/鈴木伸之)、理知的で清楚な印象のリゼ(蒼井優)、不敵な笑みを浮かべる真戸(まど/大泉洋)の一見どこにでもいるような<人間>らしい姿が映し出される。


しかし後半は一変して、それぞれの憎悪が渦巻く中、激しいバトルシーンが展開。カネキとトーカの研ぎ澄まされた身のこなし、喰種の象徴であるマスクを纏ったカネキと亜門の手に汗握る大迫力のアクション、喰種に対抗する為に開発された武器“クインケ” を手に持った真戸が垣間見え、<喰種 VS 人間>の壮絶な闘いを予見させる。


ラストには、人間を捕食する為の喰種特有の殺傷能力のある武器“赫子(かぐね)”が出現した状態のカネキの姿が。更に後半には喫茶店「あんていく」のマスター芳村功善(よしむら・くぜん)の、印象的な劇中台詞「人間と喰種、きみは二つの世界に居場所をもつ、ただ一人の存在なんだ」が使われ、まだ発表されていない俳優の、この声を誰が演じているのか期待が高まる。 


=ストーリー=

人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。

病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。

トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。喰種たちのことを深く知ることで、カネキは大切な仲間や友人とどう向き合うか葛藤する。そんな中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。


©2017「東京喰種」製作委員会

画像提供:松竹㈱

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