【政治報道】 令和三年十月二十日に東京・綾瀬にて第四十九回・衆院『総選挙』の東京十三区から立候補した自民公認の新人・土田慎(庚午)が街頭演説を行った。「京大」経済学部卒。前職はリクルートを経て、山東昭子(壬午)参院議長の議長秘書官・公設秘書。
土田候補は、衆院選で自民が小選挙区に擁立している立候補者の中で最年少。平成二年生まれ。
演説では「若輩者では御座いますけれども、しっかり三十年先の日本を見据えてやっていく。華美な言葉は使わないかもしれないけれども、これからの足立区、東京都、日本に本当に必要な事をやっていく。」と熱弁。「二十、三十年後を見据えた時、私達の子どもの世代に本当に誇りある日本を引継ぐ事が出来るのでしょうか。」と聴衆に問い掛けた。
「私は将来、自分の子どもの世代に引継げるか分からない、という危機感をもって取組んでいます。」と自身が六十歳になった時の日本への危機感をゆとり世代として訴えた。
<若き勇者、走る>
自身のHPでは「未来の為に人生を捧げる」と明言している土田候補。新人の彼は綾瀬での演説開始予定時刻の三十分前に入り、周辺を歩き、地域の方々との交流を深めていた。また、主権者教育を意識してか、小学生にもビラを配る一面もあった。演説後には記者達へも走って駆け寄った。挨拶をし、自身の演説で何処が改善点かを記者達から聞き、より上を目指す姿勢を見せた。
昭子議長の公認秘書を務め、若者が日本の未来へ人生を捧げると明言する。これ程の若者がいただろうか。他党も含めて若手・若者全員で、先頭に立って日本を良くしようとする同世代の候補者達を率先して応援する世の中になって欲しいと願う。
彼の公約「コロナでの挫折を飛躍へ」は以下の通り。
- より豊かな国へ。;中小零細企業の成長に関わるため中小企業庁を「中小企業育成庁」へ。企業が競争環境の変化に対応できる社会風土の熟成。企業の成長を促す枠組みの整備
- 「持続可能な長寿社会」へ。;働きたい高齢者が正社員で働き続けられ、幸福を感じる世の中へ。病気に罹らないよう「導く」医療へ
- 未来志向の国へ。;若者の声を政治に届ける為に「ネット投票」の実現。日本の未来を見据えた予算配分
- これからも平和な日本を。:不足の有事における自衛隊対応力の強化。防衛予算の効率的活用、デュアルユースの推進
撮影記事:岡本早百合
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