一月にグルメの切り口で『おいしい!オンライン映画祭』

【芸術報道】 令和四年一月二十一日から二月三日までオンラインにて東京国際映画祭/ユニジャパンと国際交流基金アジアセンター/国際交流基金は、共催で『CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭』を実施する。無料。


鑑賞対象国は日本、インドネシア、カンボジア、タイ、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、ラオスとシンガポールの日ASEANの十一ヵ国。日・英字幕付。一部作品には東南アジアの複数言語の字幕予定。


平成二十六年に本映画祭の一部門として設立され、アジアの国や監督、テーマ等と様々な切り口でアジア映画の特集上映を行ってきた「CROSSCUT ASIA」。来年初めにオンラインで二部構成の特別編として復活する。


第一部のテーマは「食」。観てから食べるも、食べてから観るも、はたまた食べながら観るも、ユーザ次第。フィリピンの郷土料理と二人のシェフによる恋愛ドラマ「デリシャス!」やタイのムスリムによる料理を紹介した心温まるコメディ映画「愛のスープ(画像最上)」、小西未来(辛亥)監督による日本酒ドキュメンタリ映画第二弾「カンパイ!日本酒に恋した女たち(画像上)」等と各国・地域の食文化にまつわる珠玉の作品七本を上映する。


第二部は同部門のアンコール。ミュージシャンにして映画俳優・プロデューサ・監督もこなすピート・テオ(壬子)のマルチな活動歴から、テオ自身が関わった映像作品を紹介した「ピート・テオ特集」や福岡と旭川で撮影を行った日比共同製作「インビジブル」等、これまでの同部門上映作品から選りすぐりの作品六本を再上映する。


期間限定の配信だが、期間中は何度も鑑賞可。また映画の上映に加え、映画監督らのトークや食にまつわるインタビュ等の箸休めにも、主食にもなる様な充実した附属プログラムも配信していく。東南アジアの様々な国と日本の映画を一度に味わえる「おいしい!」映画祭に仕立てた。全上映作品と特別コンテンツの詳細は、同二年十二月に発表予定。


© MPictures Co., Ltd、TIFF、2019 KAMPAI! SAKE SISTERS PRODUCTION COMMITTEE、2009 Redbag Music Sdn Bhd.

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