若き女代取の「Yazawa Ventures」が新たな女性起業家を募集

【ビジネス報道】 令和三年十二月五日までシード特化のVC・Yazawaベンチャーズ(代取:矢澤麻里子)は、女性起業家を多数輩出すべく、起業直前及び直後の女性に特化した『Yazawaアントレジェネレータ』インキュベーション プログラムの募集を開始した。出資と事業計画・プロダクト構築支援をセットで提供する。

採択社数は、三社から五社が目安。


本プログラムは、起業して世界に大きなインパクトを出せる事業創造に挑戦する女性を起業前、若しくは起業直後に出資を行い、事業計画・プロダクト構築支援等の創業期を伴走する四ヶ月のインキュベーション プログラム。起業前及び直後から支援し、効果的に女性起業家の創業期を伴走する。


ウェブ説明会は、十一月二十二日と十二月一日。応募条件は、同社からの支援によって起業して事業価値の高いスタートアップへ挑戦したい起業前の女性、又は創業して半年以内、他社からの支援を受けていない女性起業家等。詳細は募集ページより。


尚、昨年にプレッシャ世代・麻里子代取(癸亥、写真上)は、一人でVCを立ち上げた。


以下は、プログラムの背景。


昨今、イノベーション創造においてダイバシティの重要性が叫ばれるも、まだまだ男性が多数を占める労働環境において、女性起業家の数は微増に留まっており、女性投資家の数の少なさも比例してか、出資を受ける機会も限定的。


平成三十年の調査「Why Women-Owned Startups Are a Better Bet/ボストン コンサルティング グループ」では、男性起業家が創業したスタートアップへの投資額は平均二百十万㌦に対し、女性が創業又は共同創業の場合の投資額は平均九十三.五万㌦と半分以下だった。


一方で業績を視ると、男性起業家が経営するスタートアップの業績は平均六十七.二万㌦の収益に対し、女性起業家がボードメンバとして参画するスタートアップの七十三万㌦と十㌫も高い結果が出ている。


同社は、経済界におけるアンコンシャス・バイアスに向き合い、過小評価されがちな女性起業家に積極的に投資をしていく。それにより、これまでジェンダギャップによって気づかれにくかった課題の解決を推し進め、延いては日本の経済成長の発展に貢献できる様な投資活動を行っていく。


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