GINZA SIXに最先端の高級着物「JOTARO SAITO」とスイス高級時計「Chopard」

【高級ファッション報道】 平成二十九年四月十八日に東京・銀座にて、二十日にオープンしたGINZA SIX。各メゾンがレセプション パーティを行った。その中でハイムは東京コレクションの常連である高級着物メゾン「JOTARO SAITO」とスイスの高級時計の宝飾品メゾン「Chopard (ショパール)」に着目し取材を敢行。


JOTARO SAITOは以前は六本木ヒルズに構えていたが、GINZA SIXのポテンシャル等より銀座へ「JOTARO SAITO GINZA SIX店」として拡大移転。同施設の四階に日本を代表する和文化の店舗を堂々と構えた。内装は京都工芸の技術を粋(すい)を集めて、木工やファブリックに注力。殆ど既製品を使わず、拘りを魅せる。訪れた者を一気に日本文化の最先端へと誘うだろう。店内は奥に進むほど広く、まるで森の中の工房を思わせる一面も。同店限定のデザインされた和装を中心に、本年秋冬の新作「TOKYO EXTREME」が囲む。同店限定のデザインは銀座に相応しく、シックな黒にエレガンスとスマートを取り入れた作品群だ。一点一点が、美しい本メゾンのデザインを引き立てる空間となっていた。


また、試着室は銀色の畳を敷いた煌びやかな室内で高貴な気分になれる演出もある。そしてデザイナ・斉藤上太郎(己酉)監修のカフェも併設する事で、居心地の良い空間を演出している。斉藤は顧客とのコミュニケーションを重要視し、月の十日から十五日は店頭に立つと言う。


「会えるデザイナとして、“ぎんぎらぎんにさりげなく”というテーマでやっていきます。」と笑いを交え、デザイナの人柄の良さが滲み出た。東京五輪を境に、日本の伝統・文化が再認識・再確認される。懐古主義とか古い物ではなくて、「所謂、これが最新で、日本人が日本のルーツが残っている事を誇りに思える様な、そういう発信が銀座から出来たらな。」と想いを語った。東京五輪を堺に伝統や文化が更新されるタイミングと云う。「着物デザイナとして銀座を拠点に新しい伝統というか、伝統こそ最新ですよって発信して行きたい。この店が出来た事がニュースじゃなくて事件を起こす積りで。」と熱弁。今回のインビテーションは「銀⑥事変」。足跡を残す店舗にしたいと意気込みを強く顕わにした。




GINZA SIX限定

 百五十七年の歴史を持つショパールは、世界最上級のランク。国内十一店舗目の直営店。店内は瑞・ジュネーブ本店をイメージし、ラグジュアリでありながら居心地の良さを追求したテイストを踏襲。メゾンのアイコン コレクションであるハッピーダイヤモンドのウォッチ、ジュエリをはじめ、自社一括生産を貫く本格機械式メンズウォッチまで幅広くラインナップしている。国内では六店舗目となるブライダル コレクションも展開している。


また国内では同店でしか入手出来ない商品をオープニング記念として取り扱った。「バーセルアワード二〇一七」にて発表された最新作ジュエリの“アイスキューブ ピュア”を先行販売している。同店はGINZA SIXの一階に構えた。


撮影・記者:岡本早百合

0コメント

  • 1000 / 1000