【芸能報道】 平成二十九年六月十日より全国東宝系にてロードショーする映画『昼顔/東宝』。上戸彩(乙丑)と斎藤工(辛酉)が演じた事で話題に上った。連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~/フジテレビ」は二十六年の夏に放送。平日の昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦の事を指す造語「平日昼顔妻」がテーマだ。道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性を描いた、このドラマは、その年の流行語大賞にノミネートされた程、社会現象にまでなった。
本作では、『昼顔』衝撃の結末、決して出会ってはいけない二人の運命の歯車が動き出す。主人公・紗和を演じる上戸にとって、代表作となった「昼顔」。女優として更なる新境地を開くべく、この映画化に並々ならぬ覚悟で挑む。紗和と愛し合う北野を演じるのは、ドラマでの熱演が話題となった斎藤。北野の妻・乃里子を演じる伊藤歩(庚申)や、紗和の勤めるレストランのオーナー役で今回初登場となる平山浩行(丁巳)が出演。精鋭の三十代が魅せる。
監督は西谷弘(壬寅)。映画「容疑者Xの献身(二〇〇八)」や「任侠ヘルパー(二〇一二)」、「真夏の方程式(二〇一三)」等の作品で、その演出力を高く評価された(三作は東宝)。更に井上由美子が脚本を手掛け、音楽を菅野祐悟が担当する。『昼顔』の叙情的な世界感を映画ならではの美しい映像と音楽、深く綿密に紡がれた物語のカタルシスで描き出す。問題作となり、社会現象となった『昼顔』。平日午後三時の恋人達がスクリーンでめくるめく純愛を繰り広げる。
出逢ってはいけない二人が迎える衝撃の結末が待つ。
尚、リピート放送も順次、行っていく。
=ストーリー=
お互いに結婚していながら、惹かれあい愛し合うようになった木下紗和と北野裕一郎。
その一線を越えた関係はいつしか明るみになり、ついに2人は別れざる得なくなってしまった。そして、紗和は夫とも別れ一人になった。
あれから3年――
紗和は海辺の町で慎ましく暮らしていた。オーナーの杉崎尚人が営むレストランでのアルバイトと狭いアパートの往復が日課で、北野の夢を見る事さえ既に無くなっていた。海岸沿いの小さな町には、彼女の過去を知る者は誰もいない。
一方、大学の非常勤講師となっていた北野は蛍に関する講演を、ある街で行う事に。 講演中、客席に目を向けたとき、彼は言葉を失ってしまう。そこには、紗和の姿があった。
「神様、私を試しているのでしょうか」
運命のいたずらか、再びめぐり会う二人。あの時に交わした愛を忘れられず、どちらからともなく逢瀬を重ねていく。清流ながれる蛍の住処が“約束の場所”。
そんな中、二人の前に現れたのは、北野の妻・乃里子だった……。
=クレジット=
【キャスト】
上戸彩 斎藤工 伊藤歩 平山浩行
監督:西谷弘
脚本:井上由美子
音楽:菅野祐悟
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社
2017年6月10日
全国東宝系にてロードショー
画像提供:東宝㈱
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