東京都「健康に関する世論調査」

【社会報道】 東京都(知事:小池百合子)は、令和三年十一月十八日に『健康に関する世論調査』の結果を公表した。本世論調査は、心と体の健康づくり等に関する都民の意識・要望を調査し、今後の施策推進の参考とする為に実施。


調査期間は六月から七月。調査方法はネット併用の郵送法。前回までは個別訪問面接法。回収率は四十八.五㌫(有効回収標本数;一千九百三十九標本/標本数;四千標本)。


健康状態の評価は「良い」は八十一㌫、「良くない」は十九㌫。主食・主菜・副菜を揃えた食事(二回以上/日)は週に何日あるか。「略毎日」は四十㌫、「四日から五日」は二十一㌫、「二日から三日」が二十三㌫。運動習慣(三十分以上/日、二回/週以上、一年以上継続)は「はい」が三十四㌫、「いいえ」が六十五㌫。


イライラやストレスの有無(毎日の生活)は「感じる」は八十三㌫、「感じない」が十七㌫。心のゆとり(毎日の生活)は「持つ事ができる」は六十七㌫、「持つ事ができない」が三十三㌫。気軽に話ができる相手の有無(毎日の生活)は「いる」は八十六㌫、「いない」が十四㌫。


余暇の充実度は「充実してる」は六十三㌫、「充実してない」が三十七㌫。



睡眠の充足感は「足りてる」は六十㌫、「不足してる」が四十㌫。不足の理由は「終業時間・帰宅時間が遅い(残業等)」が最多。睡眠の質の低下の有無(直近一ヶ月間。寝床に入っても寝つきが悪い、途中で目が覚める、朝早く目が覚める、熟睡できない等)は「ある」は六十五㌫、「ない」が三十四㌫。



飲酒の習慣は「殆ど飲まない(飲めない)」は三十八㌫、「毎日」は十六㌫、「一日から二日/週」が十三㌫。一日当たりの飲酒量(一日以上/月)は「一合(百八十㍉㍑)未満」は三十四㌫、「一合以上二合(三百六十㍉㍑)未満」は三十四㌫、「五合(〇.九㍑)以上」が二.六㌫


生活習慣病のリスクを高める飲酒量の認知度は「知っている」は二十二㌫、「知らない」が七十七㌫。基準は一日当たりの純アルコール摂取量が男性で四十㌘(清酒二合)以上、女性で二十㌘(清酒一合)以上。


喫煙の習慣は「吸わない」は七十二㌫、「吸っている」が十六㌫。「紙巻き煙草」は六十四㌫、「加熱式煙草」が四十五㌫。



健康づくりに関する都への要望は「心の健康(ストレス対処法の啓発や相談支援体制の充実、職場のメンタルヘルス対策の推進等)」が最多。「次世代(子ども)の健康(乳幼児期からの健康づくりや発達段階に応じた健康教育、心の健康づくりへの取組等)」は四位、六位には「休養(適切な睡眠や余暇の充実についての啓発等)」。


画像:FPhime(本世論調査より作成)、健康に関する世論調査<概要>/東京都

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