胸焼けしないブランド『おおいた和牛』はアンチエイジング食か

【美容報道】 令和三年十二月十日に大分県(知事:広瀬勝貞)は、「おおいた和牛」オンラインPRイベントを実施した。ゲストはPR隊長の歌舞伎役者・二代目 中村獅童(壬子)。おおいた和牛を使った『酒蒸し』と「ローストビーフ」を作り、食した。


おおいた和牛を推す中村へ他の和牛との違いを聴いた。開口一番「胸焼けするか、しないか。」と答えた。


以下の三点がおおいた和牛の特徴。

  1. 「肉質四等級以上」だけを認定
  2. 百年を超える歴史と日本一の称号;おおいた和牛の歴史は古く、大正十年には種雄牛「千代山」号が全国畜産博覧会で一等賞に輝き、「牛は豊後が日本一」というのぼり旗を掲げ、銀座をパレードした華々しい歴史がある。平成二十九年には、宮城県にて開催された和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」種牛の部で日本一の内閣総理大臣賞を受賞
  3. 上質なと旨みが凝縮した柔らかい赤身;餌に拘り、牛へのストレスを最大限抑えるな等と和牛農家の様々な創意工夫により、おおいた和牛は美しい霜降りを持った肉質と風味豊かな脂肪の美味しさが際立ち、 肉質の決め手となる種雄牛の血統も高い評価を得ている



<脂の違いは大きい>

 同イベントでは、生産者代表として浦田忠治/浦田牧場が牧畜のポイントを語った。凝縮された旨味を出す為に、おおいた和牛の餌には牛の腸内を健康の為、「ビール粕」を使っている。併せて、牛に環境的なストレスを与えない様に「人間と一緒で餌を食べ易い様に。」と優しく丁寧に育てている旨を伝えた。


飲食店代表として今井治オーナー/にくの蔵 焼肉銀山亭は、おおいた和牛と他の和牛の違いについて「味が良いのは勿論、霜降り、脂と赤身のバランスが丁度良いです。また、ステーキやすき焼き、焼いた時の良い香りが突出していますね。」と語った。大葉やかぼすを使った美味しく食べられる料理についても伝えた。


おおいた和牛の違いは、どうも脂にありそうだ。胸焼けし難い、もたれない点につき、中村は女性へ強く推奨していた。確かに和牛といえども食べ過ぎると、胃に負担が掛かり、胸焼けしてもたれる。料理中も脂の軽さに関する複数のワードが飛んでいた。脂は敬遠されがちだが、脳の灰白質や髪・肌の潤いに脂は欠かせない。強いて言うなれば、良質な脂は積極的に摂取した方が良いだろう。



赤身にも他の和牛に無い秘密

 また、中村は「焼き過ぎても美味しい。」と述べていた。赤身は焼き過ぎると硬くなりがちだが、おおいた和牛は異なり、美味しいのだと言う。ここもまた一つの興味深い事実である。実際に「酒蒸し」でも終始強火にて焼き、できるだけ肉に触れない様に我慢を強いていた。その為、しっかりと熱が中まで通り、ステーキ等にありがちな中は温(ヌル)いという現象を回避できそうだ。


胸焼けせず、胸の張り等に貢献する女性の美容(若返り、アンチエイジング)食としても、おおいた和牛は重宝しそうだ。乳房や臀部は脂肪でできている。もし、もたれる心配が無いなら、安心して満足するまで食べられる。「酒蒸し」と「ローストビーフ」のレシピ実食は以下の動画にて。


尚、大分県は同四年一月七日までSNSキャンペーンを実施中。賞品は、おおいた和牛等。公式HPでは「レシピ」「食べられる場所」「買える場所」「オンラインショップ」等を発信している。


記事:金剛正臣

画像:大分県

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